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ドゥドゥク(duduk) : 民族楽器の特徴、価格、歴史について

Instrument

木管楽器で篳篥のような音色のドゥドゥクはアルメニアのダブルリードの伝統楽器です。二枚の重なったリードの隙間へ息を吹き込む事によって得る最初の振動が、杏の木で出来た管体に伝わる事で音程を伴った発音をする管楽器です。それほど有名な楽器とはいいがたいため、知られている楽器ではありません。しかし、映画やゲーム、テレビドラマ、アニメなどのサウンドトラックではよく出てくる楽器で、中には多用されている作品も見られている楽器です。

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場所

アルメニアでこの楽器は生まれました。dudukの詳細の情報をこのページで紹介します。トルコなどの地域ではオーボエやヴァイオリンと合わせてコンサートなどでよく使われます。

価格について

ドゥドゥクは安いものであれば1万円程度から、100万円以上のものもあります。以下の記事でオンラインショップを紹介していますので購入を検討しましょう。

ドゥドゥクの歴史

ドゥドゥクはアルメニア聖歌の演奏に用いられ、国を代表する楽器の1つです。ドゥドゥクは紀元前1200年ごろから中央アジアで使用され始めたダブルリードの木管楽器で温かく柔らかな音色が特徴です。ヘレニズム時代のエジプトではメットまたはモナウロスと呼ばれていたこの管楽器は、メソポタミアのアナトリア文明の時代にはアウリオとして知られていました。 文化的な音に最も近いデザインなので、完全に地方の楽器と言えます。主にアルメニアやアゼルバイジャーンに広く普及しています。そしてこの楽器は、中国に伝わって管子という楽器となり、さに6世紀ごろ日本に伝わって、篳篥となっていきました。ユネスコは、2005年にアルメニアのドゥドゥクとその音楽を無形文化遺産の傑作として宣言しました。

ドゥドゥクの特徴

ドゥドゥクは木管であり、ドゥドゥクは日本の篳篥や中国の管子の先祖にあたる管楽器でもあります。30~45センチ程度のコンパクトな長さで細身な筐体からの予想を遥かに上回る野太いテノール~メゾソプラノの音域を響き渡らせる事ができます。二枚の重なったリード(葦)の隙間へ息を吹き込む事によって得る最初の振動が、杏の木で出来た管体に伝わる事で音程を伴った発音をする管楽器です。ドゥドゥクは木製の直管にリードが付いた形をしていますが、ダブルリード楽器の中でも特にリードが大きく、くわえると口の中がリードで一杯になります。

ドゥドゥクの曲

ドゥドゥクの音楽は、多くの映画、特にロシアハウスとグラディエーターで使用されています。ポップスとというよりもBGMにぴったりの楽器です。

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