コラ : 民族楽器の特徴、価格、歴史について

Instrument

コラは西アフリカの代表的な弦楽器。ハープのように弾くリュート型をした楽器です。セネガル、ガンビア、マリ、ギニア、ブルキナファソなどの国々で300年以上に渡って受け継がれてきた伝統的な民族楽器です。もともとはジャリという伝承音楽家が代々引き継ぎ、弾くことを許された楽器でした。ハープやギターの原型ともいわれるがコラです。アフリカの伝統音楽において出てくる有名な楽器の一つです。

場所

西アフリカ地域でこの楽器は生まれました。

価格について

価格は数千円から数万円になります。

コラの歴史

コラはマリ、ギニア、セネガル、コートジボワールなど西アフリカを根源とする伝統弦楽器。グリオという伝承音楽家が代々引き継ぎ、弾くことを許された楽器でした。文字のなかった時代には彼らの役割は大きく、その知識量の豊富さから王の側近などに取り立てられるグリオもいました。コラは眠りにつくときの王様の心を癒した、とも言われています。一般人は触れることすら許されなかったという楽器です。14世紀のマリにハープ楽器が存在したことを明確に示した最古の文献があり、中世には存在した楽器と言われています。20世紀後半には、25弦のコラモデルが開発されました。その後はさらに改良が施されています。今でも西アフリカでは一般の人々がグリオの楽器に手を出すことは少ないです。コラはハープやギターの原型ともいわれる楽器です。

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コラの特徴

コラはハープのように弾くリュート型をした楽器です。ナイロン弦で大型の瓢箪を半分に切り、切り口に牛か鹿あるいはヤギなどの皮を被せて鋲で留めてあります。長い棹が貫通していて、楽器を支えるために握る棒が、棹の両サイドに突き出ています。西アフリカの無文字社会で歴史や文化を音楽によって伝承してきた楽器です。ボディはひょうたんを半分に切って出来ていて、切った表面には牛や山羊の皮が張られています。長いネックが一本ボディの中央に立っていてナイロンの弦が右側に10本と左側に11本の合計21本張られていますが、楽器によってはもっと弦を張っているものもあります。音を出すには、両手の親指と人差し指で弦をつまんで弾くようにして演奏します。滑らかな演奏にはかなりの熟練が必要で技術力を問われる楽器です。握り棒を人差し指で叩いてパーカッシブな音を出すこともあります。チューニングは皮のリングを上下させて行うわけですが、現代では、木製のペグで留めたり、ギター用、エレクトリックベース用などのペグを取り付けて調弦を容易にする工夫がなされているコラがあります。

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コラの曲

コラはアフリカの伝統音楽で使用されることが多いです。

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