トーキングドラム（talking drum） : 民族音楽楽器の特徴、価格、歴史について

トーキングドラムは西アフリカ諸国の伝統楽器です。小型の太鼓で脇に挟んでロープを締めたり緩めたりする事で、まるで言葉のように音程を付けて演奏が出来ます。このドラムは西アフリカの人々によって、豊作の願い、神への信仰をするために使用されていたと言われています。西アフリカでは非常にメジャーな楽器とされており、現在では世界中に知られている打楽器の一つとされているのです。

ギター１本でかっこよく弾ける！はじめての「ソロギター講座」

場所

トーキングのドラムは西アフリカでこの楽器は生まれました。アフリカの情報ではガーナやナイジェリアなどで使われ、楽器の意味はメッセージのようにリズムを打つことからこの名前になりました。模倣することで詳細の表現が可能です。

価格について

価格については数万円から数十万円のものもあります。

トーキングドラムの歴史

トーキングドラムは7世紀頃に発祥したドラムと言われています。ガーナ帝国の時代に使われ始めたドラムと言われており、7世紀から13世紀の間に生まれた楽器です。他のドラムとは異なり、西アフリカの文化のためのコミュニケーションの手段としてのツールであったとされています。トーキングドラムの用途は部族における儀式用の音楽や娯楽用の音楽として使われていました。トーキングドラムはまた、村の間の交流の道具としても使用されていました。文字が無かったり、異なる言語の入りくんだ土地では、重要な伝達手段となりました。トーキングドラムは、出生・死去・結婚などを知らせるための楽器でもありました。セネガル、ガンビア、マリ、ギニアなどの地域ごとでそれぞれ異なった使用用途があるようでした。西アフリカ発祥のトーキングドラムは特にセネガルのMbaLaxの音楽スタイルで人気があり、世界に伝播するようになっています。西アフリカの部族音楽で使われる楽器です。

トーキングドラムの特徴

トーキングドラムは西アフリカに分布する枠付きの締太鼓。わきの下にかかえ、ひもの張りを腕で調整しながら叩くと、まるで人が話しているような音色がでます。片面太鼓や砂時計型の両面太鼓など地域によって様々な形状が存在します。演奏時は胴に横に縛り付けてあるロープを外します。小型の太鼓で、脇を開閉する事でロープの張りを調節し独特の音色を調整することができます。

トーキングドラムの曲

トーキングドラムは主に西アフリカで使われる楽器です。