オカリナ : 民族楽器の特徴、価格、歴史について

Instrument

オカリナは壺状の本体に吹き口といくつかの指孔があり、息を吹き込むと音が出るシンプルな楽器です。オカリナの起源は南アメリカのアステカ文明と言われており、その後ヨーロッパに伝播し、現在のオカリナになったと言われています。現在広く普及しているオカリナと呼ばれる楽器になったのは、19世紀にことで、イタリアの職人ジュゼッペ・ドナーティによって開発され、これが原型となりました。

場所

ヨーロッパでこの楽器は生まれました。陶器やプラスチックのカテゴリは管楽器で他よりも大きく知られています。こども用のものもあります。安定した素材でフルートとともに学校の学習、練習でも使われます。少しアクセサリーのようなものも付けるケースがあり、バランスの良い楽器です。

価格について

価格は数千円から数万円になります。形状はしっかりしており吹ける楽器で、購入におすすめです。とても高いケーースもありますが、小さな楽器で移動も楽です。これから始めるにはとても優しい楽器で個人で自由に使える安心の楽器です。

オカリナの歴史

オカリナは紀元前3000年のメソポタミア文明にまで遡ると言われ、形も材質も様々な同種の楽器が、中・南米に渡りました。古代ギリシャには陶製のたて笛アウロス、連筒形のシリンクス、南米に4つ穴式のオカリナがあります。オカリナに似た楽器の起源はマヤ文明の時代と言われています。古代のオカリナは部族における儀式やお祭りなどで使用されていた楽器です。その後この楽器はヨーロッパへ伝播しました。19世紀にイタリアの職人ジュゼッペ・ドナーティが初めて西洋音階を導入したものを焼き上げ、それをオカリナと名付けたのです。ドナーティは、生涯数万個ものオカリーナを制作したとも言われ、さらにオカリーナ五重奏団を結成し、ヨーロッパ中に演奏旅行に出かけてこの楽器を紹介しました。音楽の都ウィーンからドイツ、フランスそして世界中に広まりました。1928年レル民族楽器研究所がピッチが正確な12穴式オカリナを作ることに成功し、ソロあるいは合奏で活躍できる楽器として発展しました。

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オカリナの特徴

オカリナはリコーダーと同じ発音原理を持ち、吹き口の下方に息が抜ける穴があいています。息を吹くだけで音が鳴るので、楽器初心者の方でも気軽に始められるのが魅力です。良質な土で作られた壷を共鳴させて音を出します。壷は閉管になっているため、こもった音色がします。オカリナは、担当する音域によって「ソプラノ」「アルト」「バス」の3種類に分けられます。その中でも「G管」「F管」「C管」と調によって分類されているのが特徴です。一般的な12穴式オカリナの音域は1オクターブと5音です。吹き込む息の強さによって音程を変化させることが出来ます。息を強めるとピッチが高く、弱めると低くなり、半音位の音程差をつける事が可能です。

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オカリナの種類

Soprano Ocarina 

Alto Ocarina 

Bass Ocarina 

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