ブズーキはギリシャ音楽やアイリッシュの中で使用される楽器で、東ヨーロッパのセルビアやボスニアなどでも使われる楽器です。洋梨を半分に割った形をしており、マンドリンと同じくリュート属に数えられます。奏法自体もマンドリンに似ています。ブズーキの歴史はかなり古いと言われており、遥か古の時代のメソポタミア文明の時代にはすでにこの楽器の原型があったと言われています。ピックを使って演奏され、鋭い音色が特徴です。
場所
ギリシャでこの楽器は生まれました。中古なら値段も安く販売されており奏者にとってハードルは高くありません。フラットな仕様でチューニングしやすくコード弾きもできます。
価格について
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ブズーキの歴史
ブズーキの祖先となった楽器はルーツをさかのぼると古代メソポタミア文明から始まったと言われています。その後エジプトやトルコといった中東地域に伝わり、やがて古代ギリシャに伝わったようです。ブズーキの起源は、17世紀のイギリスのシターンに遡ることができます。18世紀中頃になると、イギリスで、前世紀のシターンよりもしっかりとした作りのイングリッシュ・シターンが登場しました。そしてその後20世紀頃にギリシャでブズーキが生まれました。ちなみにこの楽器はのちにアイルランドにも伝播し、アイルランドブズーキという楽器も生まれました。アイリッシュブズーキはマンドリンと同じ復弦4コース、合計8本の弦が配された、金属弦らしい音が鳴ります。このように現在ブズーキは地域によって多様化しており、様々な形態に進化しています。そのため、音色や楽器の形状も地域によって相違が生まれるようになりました。ブズーキは東ヨーロッパのセルビアやボスニアなどでも使われる楽器となっており、世界に伝播しています。
ブズーキの特徴
ブズーキはギリシャの弦楽器で底が丸く、マンドリンに似ているが長いネックが特徴です。地域によって弦の数は違います。 3コース(6本)または、4コース(8本)の弦が張られています。3コースのブズーキはエキゾチックな音が鳴り、4コースのブズーキは現代的な音がなる傾向があります。金属音が強調された音質をしており、強めの音色がします。調弦は他のD管楽器に合わせ、G-D-A-Eが用いられることが多く、フィドル、バンジョー、マンドリンと同じ調弦となります。ブズーキは開発当初こそ、伴奏用の楽器としての位置づけでしたが、現在は主旋律を弾くことも増え、目立ち始めている楽器です。アイルランドでは独自のブズーキを作っていてアイリッシュ・ブズーキと呼ばれることが多いです。
ブズーキの種類
ブズーキは主にギリシャブズーキとアイリッシュブズーキがあります。
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