チャランゴ : 民族楽器の特徴、価格、歴史について

Instrument

チャランゴは南米で開発された弦楽器です。40㎝~60㎝ほどの大きさの楽器で、16世紀にスペイン人によって南米に持ち込まれたビウエラという楽器をもとに進化した楽器です。マンドリンに似て胴体は丸底のものが多いです。アンデス地域で非常に広く普及しており、この楽器専門のプロの演奏家も生まれています。今では南アメリカのみならず世界中で使用されている楽器で、広く普及されている楽器です。

場所

南米でこの楽器は生まれました。

価格について

価格は数万円から数十万円のものもあります。

チャランゴの歴史

チャランゴの起源はスペインにあります。スペインにはビウエラ・デ・マノというギターがありました。中世に入り、スペインによって中南米の支配がはじまると、文化の交流も盛んになりました。スペイン人に持ち込まれたギターが進化してチャランゴになっていったと言われています。チャランゴはボリビア、アルゼンチン、ペルー付近で大きく普及するようになり、民族楽器として知られていくようになりました。そして現代になり、地域や個人の好みによってさまざまな材質、形状のものが出てきており、多様化してきています。通常5組の複弦を張り,一般のギターより音が高いことが特徴のギターになりました。チャランゴはヨーロッパと南米の文化が融合した楽器と言えるのです。今はチャランゴの派生版と言われているコンコータ、カランペアードなどたくさんの楽器が生まれています。

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チャランゴの特徴

チャランゴは南米アンデス地方の小型弦楽器です。複弦と呼ばれる2本1セットにして弦を張り、全部で5コース、合計10本の弦を張り、主にフォルクローレと呼ばれる音楽で使われます。アルマジロの甲羅を使ったボディで調律はウクレレに近いです。ウクレレ経験者の方はすぐに演奏できます。またサイズもとても小さいため、持ち運びがとても容易で、スペースを取らないため、気軽に始めることができます。ギターのようにコードを弾いての伴奏から、ソロ演奏までいろいろな弾き方があります。弦は現在はナイロン弦を使用するのが一般的ですが、稀に鉄の弦を使用することがあります。

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チャランゴの曲

チャランゴはフォルクローレと呼ばれる音楽で使われます。

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