トライアングル : オーケストラ楽器の特徴、価格、歴史について

Instrument

トライアングルは金属の曲げた三角形の角の形が特徴で、オーケストラなどで使用される楽器です。また、楽器というより打楽器に該当し、効果音として使われることが多い楽器でもあります。楽器のトライアングルの正確な起源はわかっていませんが、中世の絵画の相当数で天使がこれを演奏している様子が残っていることから、歴史はかなり長い楽器とされています。1700年代にはオーケストラで使われていて、認知されるようになった楽器です。

場所

ヨーロッパでこの楽器は生まれました。曲げた部分をビーターで叩いて鳴らします。金属製で他より非常に響きがよくタンバリンやシンバルなどのリズムのパーカッションと同じように使われます。さまざまな長さがあり奏者は使ってこなして効果が狙えます。

価格について

トライアングルは数千円から数万円になります。

開発会社

現在世界では多数のトライアングル製造メーカーが存在します。

社名特徴
ALAN ABELUnited Statesフィラデルフィア管弦楽団のパーカッショニスト、アラン・エーベル氏によるオリジナルトライアングルです。
STUDIO49Germany世界中のプロ・オーケストラから支持されています。
GroverUnited Statesハンマリングを施した純度の高いブロンズ鋼材を用いたトライアングルです。
KIKUTANIJapamリーズナブルなトライアングル。
YAMAHAJapam日本の総合楽器メーカーで、品質もトップレベルです。

トライアングルの歴史

トライアングルは正確な起源がわかっていません。トライアングル様のものとなるとさらに古く古代エジプトの楽器で、手で持って演奏するウィンドチャイムと似た機能の楽器がありました。これが起源である可能性もあるのです。ヨーロッパで中世の絵画の相当数で天使がこれを演奏している様子が残っていることから、歴史はかなり長い楽器とされています。また、中世は正三角形ではなく、二等辺三角形のものもあったそうです。三角形はキリスト教の「三位一体」と通じるので、そのような意味で作られた可能性があります。中世には教会で使われていたため、発祥は教会だと思われます。14世紀までにトライアングルは知られた存在となっており、1700年代にはオーケストラで使われはじめました。18世紀にトルコの軍楽でも使用されるようになりました。モーツァルトの曲でもトライアングルが使用されています。また、ベートーヴェンの作品に、トライアングルの使用例があります。

トライアングルの特徴

トライアングルは一本の金属の棒であり、それが折り曲げられ三角形になっています。名前の由来はその形である三角形から来ています。奏法としては、金属のばちで打つというのが一般的です。指で触る、ばちで打つ位置や強さで音色を変えることもあります。バチの先で打つか、真ん中あたりで打つかによっても音色が変わってきます。トライアングルは大きかったり小さかったり、太かったり、細かったりと様々な楽器があります。楽器ごとの個体差が大きく、でてくる音も大きく変わってきます。

トライアングルの曲

トライアングルは基本的に効果音やクラシック音楽などの中で使われるのが一般的です。テレビやCMなどの場面でよく使われます。アクセントをつけるために使われることが多いです。

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