コントラバス : オーケストラ楽器の特徴、価格、歴史について

コントラバスはオーケストラに出てくる有名な楽器の一つ。チェロは、ヴァイオリンを大型化させた、ヴァイオリン属の楽器ですが、コントラバスはヴィオラ・ダ・ガンバの最低音域楽器であるヴィオローネという楽器が直接の先祖になります。そのため、コントラバスだけはヴァイオリンとは違う祖先から生まれた楽器なのです。現代のコントラバスはヴァイオリン属とヴィオラ・ダ・ガンバ属の中間にあたります。

ギター１本でかっこよく弾ける！はじめての「ソロギター講座」

場所

ヨーロッパでこの楽器は生まれました。コントラバスは基本、楽曲の低音における全体を支える音を持つ楽器です。ヴィオラやバイオリンの音を引き立たせますので弾くことで他より魅力があります。一般の担当は初心者からでも始めるさいに多くの奏法を学ぶことで必要な技術を身につければ活躍できます。大きな楽器なので、吹奏楽の練習でも一番体力もいりますから椅子が必要なこともあります。。ジャズでは異なり、ウッドベースとして弾いて使われます。

価格について

コントラバスは10万円以上から、100万円以上のものまであります。

開発会社

現在世界では多数のコントラバス製造メーカーが存在します。

コントラバスの歴史

チェロは、ヴァイオリンを大型化させた、ヴァイオリン属の楽器ですが、コントラバスは16世紀にヴィオラ・ダ・ガンバの最低音域楽器であるヴィオローネという楽器が先祖になります。ヴィオローネは１６～１８世紀頃のヨーロッパで用いられた古楽器です。バロック音楽の頃には通奏低音として盛んに用いられ、小規模なアンサンブルです。17～18世紀には構造、調弦法、弦の数などが異なる様々なタイプが存在していました。弦の数は３本から６本までと19世紀になってからも一定ではありませんでしたがビオローネにあったフレットがなくなり、20世紀になると弦の数が4本になりました。コントラバスはビオール族の特徴であるなで肩の形をしています。

現代のコントラバスは「フランス式弓」と「ドイツ式弓」の２種類が使われています。「フランス式弓」はバイオリン属の弓と形や持ち方が似ていますが、ドイツやオーストリアなどで使われている「ドイツ式弓」はビオラ・ダ・ガンバ属の弓から発展したもので、アンダーハンドで握るところに特徴があります。

コントラバスの特徴

コントラバスの見た目の特徴は、ヴァイオリンやチェロによく似ていますが大きさが全く違うのです。180cmから200cmと大人の身長を超え、胴回りも50cmから60cmと充分な厚みがあります。大きなボディの中は空洞になっていて、その中で弦の振動を共鳴することで、あのふくよかな低音が実現します。昔は弦が3本や6本のコントラバスが存在していましたが、現在は4本です。

コントラバスを演奏するときは、基本的に立って演奏することになります。左手で楽器を支え、親指以外の指で弦を押さえて音程を作り出していきます。

コントラバスの曲

コントラバスは現代になってジャズでも使用されるようになりました。しかしクラシックとはスタイルが違うため、クラシックの人がジャズの曲をやると意外と苦労することもあります。ジャズで使われているベースは、クラシックで使われるコントラバスと同じものです。