トロンボーン : オーケストラ楽器の特徴、価格、歴史について魅力を解説

Instrument

トロンボーンは金管楽器の中で、唯一スライドを滑らせて演奏する種類の楽器です。オーケストラで必ず出てくる楽器の一つで、クラシック音楽の定番と言える楽器でしょう。現代ではオーケストラからジャズ、ポップスまで幅広いジャンルで演奏される楽器となっており、より一般化してきています。トロンボーンの歴史は古く、500年くらい前からはあまり形状も変わっていないといわれる楽器でもあります。

場所

ヨーロッパでこの楽器は生まれました。15世紀頃のヨーロッパが起源と言われており、現在ではマウスピースも入門用からハンドメイドモデルまで豊富なラインナップが揃っていますので魅力。グリッサンドなどの奏法が有名です。

価格について

トロンボーンは基本、サックス、ホルン、フルート、トランペットらと担当、編成が同じ金管楽器となりますのでやや高いです。50000円くらいのものから100万円以上のものもあります。低音から高音までそれぞれ吹く方法を磨いて練習することでさまざまな表現や奏法がしっかりできるようになります。基本的に出てくる機会も多くパワフルな楽器です。

開発会社

現在世界では多数のトロンボーン製造メーカーが存在します。

社名特徴
YAMAHAJapanテナー、テナーバストロンボーンはもちろんのことバストロンボーンからアルトトロンボーンまで幅広いラインアップを誇るブランドです。
BachUnited Statesアメリカの金管楽器メーカー、創設者でトランペット奏者だったヴィンセント・バックがトロンボーンを製造し始めました。
KINGUnited States細管テナートロンボーンは現在多くのJAZZプレイヤーに愛用され続けています。
CourtoisGermany200年以上にわたり金管楽器を製造している伝統あるブランドです。
C.G.CONNUnited States100年以上にわたり金管楽器を製造している伝統あるブランドです。
XOJapan, Taiwan日本の管楽器メーカー株式会社グローバルが開発・プロデュースし、台湾の管楽器総合メーカー功学社で製造されているコラボレーションブランドです。

トロンボーンの歴史

トロンボーンのもっとも特徴的なパーツであるスライドが考案されたのは、700年頃のヨーロッパとされています。現在の形のトロンボーンは1520年頃、ドイツ人のハンス・メンシェルによって確立されました。金管楽器の中で、唯一スライドを滑らせて演奏する種類の楽器になりました。当時は教会音楽のコーラスの伴奏などに使われることが主流でした。18世紀より以前は、フランス語では「saqueboute」、英語では「sackbut」と呼ばれていました。語源には諸説ありますが、The New Grove Dictionary of Musical Instrumentsなどによると、フランス語の「sacquer」が元になったといわれています。現在のトロンボーンという名前は「大きなラッパ」の意味があります。トロンボーンは、貴族の宮廷、教会、あるいは軍楽隊など、さまざまな場所で広く使われていたのですが、18世紀に入ると世俗音楽で用いられることが少なくなり、19世紀ごろになると、オーケストラで使用されるようになりました。

19世紀ごろになると、ベートーヴェンが登場し、交響曲第5番ハ短調「運命」でトロンボーンを採用し、ベートーヴェンは他にも交響曲第6番「田園」や交響曲第9番「合唱付き」でトロンボーンを使用し、19世紀にトロンボーンがオーケストラに定着する基礎を築きました。そして20世紀になると、トロンボーンはJAZZなどほかのジャンルにも登場するようになり、現在では幅広いジャンルで演奏される楽器となっています。

トロンボーンの特徴

この楽器の最大の特徴は音を変えるときに使用するスライドで、ほかの管楽器はピストンやキー自体を押さえ音を変えているのに対して、トロンボーンはスライドを動かすことによって管の長さ自体を変化させて音の高さを変えています。スライド管のポジションを1ポジションずつ伸ばすことで半音ずつ低い音になります。ギターは目印がありますが、トロンボーンはヴァイオリンのように音程の目印となるポジションがないため、演奏者の耳と感覚・経験によって正しい音程を探すことになります。金管楽器の中でも難易度は高めとなります。トロンボーンを演奏する上で難しいことは、いかにポルタメントがかかっていないように、スライド管のポジションを交替してレガートで演奏するかということです。オーケストラでは音楽全体を支えるハーモニーの役割から、メロディまで幅広く活躍し、吹奏楽ではバンド全体を支え、その独特なサウンドで演奏に彩りを与えています。

トロンボーンの種類

Sackbut

トロンボーンの祖先といわれる種類の古楽器です。現代のトロンボーンよりも、全体的に小さく軽いのが特徴です。

Alto trombone

明るく軽やかな音が特徴で、一般的なテナートロンボーンよりも小ぶりで、管の基音は『E♭』です。

Tenor trombone

最も一般的な種類のトロンボーンで、基音は『B♭』です。テナートロンボーンは、シャープで明るい音色が特徴です。

Tenor bass trombone

テナートロンボーンにバルブF管を追加したのが、テナーバストロンボーンです。

Bass trombone

バストロンボーンは、テナーバストロンボーンの管を太くし、バルブを2本(F管・G♭管)追加した種類のトロンボーンです。

Valve trombone

スライドではなく、ピストンやロータリー式のバルブ操作することで、音域を変える種類のトロンボーンです。

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