尺八は日本の伝統楽器です。「尺八」の起源は、奈良時代に遡ります。現存する最古の尺八は、東大寺正倉院に納められている六孔三節のものです。海外の方にも人気の尺八は口から出す空気を楽器の吹き込み口に当ててできる気流の渦で音を出すエアリード楽器で、フルートやケーナと同じ分類となります。尺八の起源として有力な説は唐の呂才が考案し、日本には7世紀末位に伝来してきたといわれております。
起源と歴史
日本でこの楽器は生まれ、作られました。雅楽でも使われ、江戸時代のころからも尺は箏、三味線などと合奏がされました。流派もたくさんあると言われています。時代によってはホッチクとも言われています。
🕰️ 1. 起源 ― 中国からの伝来
- 尺八の起源は、古代中国にさかのぼります。
唐の時代(7〜9世紀)に「唐尺八(とうしゃくはち)」という楽器が存在しており、これはすでに現在の尺八の原型に近い構造をしていました。 - 日本には**奈良時代(8世紀)**に、仏教文化や雅楽とともに中国から伝わったとされます。
当時は「雅楽尺八」として、笙や篳篥(ひちりき)などと共に宮廷音楽の一部を構成していました。
→ しかしこの時代の尺八は現在のものとは異なり、指孔が6つで、主に合奏楽器として使われていました。
⚜️ 2. 中世(鎌倉〜室町時代)― 一節切尺八の登場
- 奈良〜平安時代に一時姿を消した尺八は、**鎌倉〜室町時代(13〜15世紀)**に再び登場します。
- この時期に現れたのが「一節切(ひとよぎり)尺八」。
- 長さが短く、節が一つ残されているのが特徴。
- 五孔(前4・後1)構造となり、現在の尺八に近い形状となりました。
- 音域は狭いものの、簡易で持ち運びしやすく、庶民の間にも広まりました。
- この頃から、尺八は単なる雅楽器ではなく、独奏や民間音楽の楽器として使われるようになっていきます。
🧘 3. 江戸時代 ― 「虚無僧尺八」の誕生と普化宗の隆盛
- 江戸時代(17〜19世紀)、尺八は大きく形を変え、「普化尺八(ふけしゃくはち)」として再登場します。
- 禅宗の一派「普化宗(ふけしゅう)」の僧侶たち、通称「虚無僧(こむそう)」が修行のために吹いた法器でした。
虚無僧の尺八の特徴
- 楽器としてではなく、**宗教的修行具(吹禅)**として扱われた。
- 尺八を吹くことによって悟りを得る「吹禅(すいぜん)」という修行法が行われた。
- 虚無僧たちは「天蓋(てんがい)」という深い笠をかぶり、尺八を吹きながら諸国を行脚しました。
当時の尺八の形
- 長さ一尺八寸(約54.5cm)が標準化され、これが「尺八」という名称の由来となります。
- 素材は真竹で、節を残した構造。音孔は五つ(前4+後1)。
この時代の尺八は、音楽的にも芸術的にも高度に発展し、
「虚無僧本曲(こむそうほんきょく)」と呼ばれる宗教的独奏曲が数多く作られました。
例:『虚鈴(きょれい)』『巣鶴鈴慕(そうかくれいぼ)』『鹿の遠音(しかのとおね)』など。
🌸 4. 明治時代 ― 禁止と復活、音楽的再興
- 明治政府は1871年(明治4年)、宗教政策の一環として普化宗を廃止し、虚無僧の活動も禁止されました。
- これにより、尺八は一時的に宗教的地位を失います。
しかし、音楽家たちによって「楽器としての尺八」が復活。
- 普化宗由来の「虚無僧本曲」を音楽作品として再編。
- 西洋音楽の理論を取り入れ、楽器としての改良が進む。
- この頃から、現代につながる**「琴古流(きんこりゅう)」と「都山流(とざんりゅう)」**の2大流派が確立されました。
🎵 5. 現代 ― 和楽器から世界的な表現楽器へ
- 現代では、尺八は伝統邦楽(箏・三味線との合奏)だけでなく、
現代音楽・映画音楽・ジャズ・ロックなど幅広いジャンルに取り入れられています。 - 国際的にも人気が高く、欧米やアジア各地に尺八愛好者・演奏家が存在します。
- 素材も竹だけでなく、プラスチックや木材、金属製など多様化し、教育用や海外輸出用のモデルも登場。
📜 時代別まとめ
| 時代 | 主な用途 | 特徴・流派・出来事 |
|---|---|---|
| 奈良〜平安 | 雅楽(宮廷音楽) | 唐尺八、6孔、合奏用 |
| 鎌倉〜室町 | 民間音楽 | 一節切尺八、五孔、独奏化 |
| 江戸 | 宗教修行(普化宗) | 虚無僧尺八、吹禅、虚無僧本曲誕生 |
| 明治 | 近代邦楽 | 普化宗廃止→琴古流・都山流確立 |
| 現代 | 邦楽・現代音楽・海外演奏 | 竹・木・樹脂製、国際的普及 |
特徴と構造、サイズ
ここでは、尺八(しゃくはち)の特徴・構造・サイズをわかりやすく解説します。
🎵 1. 尺八の特徴
🪶 音の特徴
- 尺八の音色は、「人の息づかい」を直接感じるほど繊細で温かいのが最大の魅力です。
- 息の角度・強さ・唇の形で音が変化し、
同じ音でも「寂しさ」「祈り」「自然の響き」など、多様な情感を表現できます。 - 自然音や無常感を重視する日本的な美意識「侘び・寂び」と深く関わります。
🌬️ 発音の仕組み
- リードやマウスピースを使わず、息を管の端(歌口)に吹き当てて音を出す「エアリード楽器」です。
- 息の角度を少し変えるだけで音程が上がったり下がったりします。
- 半音や微妙な音程(ピッチ)も息と指の組み合わせで自在に表現可能です。
🧘 精神的特徴
- 「吹くこと=修行」とされるほど、呼吸と精神を一致させる演奏法が特徴。
- 虚無僧時代の名残から、「無心で息を吹く」という哲学的な意味を持ちます。
🪈 2. 尺八の構造
現代の尺八は非常にシンプルですが、音響的には高度に計算された構造をしています。
【基本構造】
尺八は大きく分けて次の部分から成ります👇
| 部位 | 名称 | 説明 |
|---|---|---|
| 吹き口 | 歌口(うたぐち) | 息を吹き当てる部分。斜めに切り込まれ、エッジが鋭い。音の出発点。 |
| 指孔 | 音孔(おんこう) | 前に4つ、後ろに1つ(計5孔)。指でふさぐことで音程を変える。 |
| 節 | ふし | 竹の自然な節を残しており、音の共鳴に影響。 |
| 管尻 | かんじり | 尺八の底の部分。音の抜けや響きを決める重要な箇所。 |
| 内径 | 内側の太さ | 円錐形にやや細くなっている。これが尺八独特の音響の秘密。 |
【管の形状】
- 尺八は外見上はまっすぐな竹筒ですが、**内側(内径)は円錐形(テーパー構造)**になっています。
→ この円錐構造によって、独特の豊かな低音と柔らかな倍音が生まれます。 - 多くは根付きの真竹(ねづきまだけ)を使い、**根元の力強い部分(根竹)**が響きの深みを生みます。
【材質】
| 材質 | 特徴 |
|---|---|
| 真竹(まだけ) | 伝統的な素材。温かく深い音色。高級品に使われる。 |
| 女竹(めだけ) | 細身で明るい音。軽量。 |
| プラスチック製 | 耐久性が高く、初心者・教育用に人気。 |
| 木製(花梨など) | 安定した音程と柔らかい響き。 |
| 合成樹脂・金属製 | 現代音楽や海外向けモデルで使われることも。 |
📏 3. 尺八のサイズと音程の違い
尺八という名前は、「一尺八寸(約54.5cm)」の竹から作られたことに由来します。
ただし、実際にはさまざまな長さ(=音の高さ)の尺八が存在します。
| 種類 | 長さ | 基本音(ロ音) | 音の特徴 |
|---|---|---|---|
| 1尺3寸(約39cm) | 高音 | 約E | 明るく鋭い音色。小型。 |
| 1尺6寸(約48cm) | やや高音 | 約D | 扱いやすいが音がやや軽め。 |
| 1尺8寸(約54.5cm) | 標準 | 約D♭ | 最も一般的なサイズ。琴・三味線との合奏用。 |
| 2尺1寸(約64cm) | 低音 | 約B♭ | 深く柔らかい音色。息の量が多く必要。 |
| 2尺4寸(約73cm) | さらに低音 | 約A | 重厚で瞑想的な響き。虚無僧曲によく使われる。 |
※長くなるほど低音になり、息のコントロールが難しくなります。
種類について詳細
1. 尺八の分類の基本
尺八は、主に以下の視点で分類されます:
- 流派による分類
- サイズ(長さ)による分類
- 材質による分類
- 孔の数・構造のバリエーション
2. 流派による分類
尺八には複数の流派が存在し、それぞれ音色・奏法・形状が異なります。
| 流派 | 特徴 | 音色・用途 |
|---|---|---|
| 琴古流(きんこりゅう) | 江戸時代初期成立、虚無僧尺八に起源 | 低音が豊かで深みのある音色。伝統曲演奏に強い。 |
| 都山流(とざんりゅう) | 明治期成立、琴古流の系統を整理 | 高音域が出やすく、幅広い表現が可能。現代音楽や合奏にも対応。 |
| その他の流派 | 田辺流、琴古派の分派、独自流派など | 特定地域・師匠により奏法や曲目が異なる。 |
- 流派によって歌口の角度や穴の配置、内径の太さが微妙に違います。
- 伝統曲を学ぶ場合は、流派に沿った尺八を選ぶことが多いです。
3. 尺八のサイズ(長さ)による分類
尺八の長さは音域に直結します。長さによる分類は以下の通りです。
| サイズ | 長さ(約) | 基本調 | 音の特徴 | 用途 |
|---|---|---|---|---|
| 1尺3寸管 | 39cm | E | 明るく高音、軽快 | 教育・軽音楽 |
| 1尺6寸管 | 48cm | D | 少し落ち着いた音色 | 初心者・合奏向き |
| 1尺8寸管 | 54.5cm | D♭ | 標準サイズ、低音豊か | 合奏・伝統曲演奏 |
| 2尺管 | 60cm | C | 深く落ち着いた音色 | 僧侶修行、瞑想曲 |
| 2尺1寸管 | 64cm | B♭ | さらに低音、重量感 | 虚無僧曲・瞑想 |
| 2尺4寸管 | 73cm | A | 重厚でゆったりした響き | 長管・プロ演奏向き |
- 長い尺八ほど低音が出やすく、息も多く必要です。
- 短い尺八は軽快で高音が出やすく、初学者向き。
4. 材質による分類
材質は音色や価格に大きく影響します。
| 材質 | 特徴 | 音色 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| 真竹(まだけ) | 伝統的な素材 | 自然で深みのある音色 | 中〜高級 |
| 女竹(めだけ) | 細身で軽い | 明るく軽やか | 中級〜 |
| 木材(花梨、ローズウッドなど) | 丈夫で安定 | 柔らかく暖かい | 中〜高級 |
| 樹脂(プラスチックなど) | 耐久性・湿度に強い | 音はやや人工的 | 入門・教育用 |
| 金属・合成材 | 耐久性高、海外向け | 現代的・特殊音色 | 高級〜特注 |
5. 孔の数・構造のバリエーション
- 標準的には前4孔+後1孔(計5孔)ですが、古典的な6孔・7孔・長管用特殊孔なども存在します。
- 流派や曲目に応じて、内径の形状(円錐形・直管)や節の処理も異なる場合があります。
- 特殊孔や加工で音域や表現の幅を広げることができます。

尺八の曲
尺八は日本の伝統楽器であることから、日本の伝統音楽でよく聴くことができます。さらにテレビや江ドラマ、映画などでも聴くことができます。
奏法、難易度
尺八の奏法と演奏の難易度について詳しく整理します。尺八は構造はシンプルですが、奏法の幅が非常に広く、演奏には独特の技術が必要です。
1. 尺八の基本的な奏法
🎵 1-1. 音の出し方(息の使い方)
- 尺八はリードを使わず、歌口(うたぐち)に息を斜めに吹き当てて音を出す「エアリード楽器」です。
- 音が出る仕組み:
- 歌口の切り口に息を当てる
- 竹管内で空気が振動
- 指孔の開閉で音程を調整
- 息の角度・強さ・唇の形・舌の位置で音色や音程が微妙に変わります。
🎵 1-2. 指の使い方(運指)
- 標準尺八は前4孔+後1孔(5孔)です。
- **半孔(指を少しだけ穴にかける)**を使うことで、半音や微妙な音程の調整が可能。
- 指の押さえ方で「揺らぎ(ビブラート)」や「スリアゲ(音を滑らかに上げる)」などの表現が可能です。
🎵 1-3. 基本的な技法
尺八の演奏には、呼吸・唇・指孔・舌を使った多彩な技法があります。
| 技法 | 説明 |
|---|---|
| 息の強弱(アタック) | 強く吹くと明瞭な音、弱く吹くと柔らかい音。 |
| ビブラート | 唇や指孔で音程を微妙に揺らす。感情表現の基本。 |
| スリアゲ/スリサゲ | 音を滑らかに上げたり下げたりする。尺八らしい「声のような音」を作る。 |
| ナヤシ | 息を弱めたり、指孔を半分だけ押さえたりして音を抑える。 |
| メリ/カリ | 指孔を素早く押し変えたり、息を変化させて微妙な音程変化を出す。 |
| タンギング | 舌を使って音の開始をはっきりさせる。曲のリズム表現に必要。 |
- これらの技法を組み合わせて、尺八独特の幽玄な音色や自然の音のような表現を作り出します。
2. 尺八の音域と調律
- 標準尺八(1尺8寸管)は約2オクターブ半の音域があります。
- 音程は息の強さ・角度・半孔などで微調整するため、正確なピッチを出すには高度な呼吸コントロールが必要です。
- 西洋音楽のようにキーで半音を固定できないため、演奏者の感覚と訓練が音色・音程に直結します。
3. 尺八の難易度
🔹 初心者向けの難しさ
- 初めて息を吹いて音を出すのが難しい
- 特に低音(長管)や高音(短管)の安定した音を出すのは難関
- 息の角度・唇の当て方の習得が最初のハードル
🔹 中級〜上級者向けの難しさ
- 微妙な音色表現(ナヤシ・メリカリ・スリアゲ)
- 半孔を駆使した音程調整
- 長管尺八の低音での持続音、複雑な曲の運指
- 曲の情緒を表現する呼吸・息遣いのコントロール
🔹 総合的な難易度
- 構造はシンプル(5孔のみ)
- しかし奏者の技術・表現力で音色が決まる
- → シンプルさゆえに、上達の幅が非常に大きく、自由度と難易度の高さが両立している楽器です。
4. 練習のポイント
- 音を出す練習:まず安定して音が出ること
- 息と唇のコントロール:低音・高音を安定させる
- 半孔の練習:半音や微妙な音程調整
- ビブラート・スリアゲ:表現力をつける
- 曲を通して呼吸法を体得:長いフレーズで息のコントロールを学ぶ
有名な奏者
では、尺八の有名な奏者・演奏家について紹介します。伝統流派から現代音楽まで、国内外で活躍する代表的な人物を整理します。
1. 日本の伝統尺八奏者
🎵 1-1. 田辺尚雄(たなべ なおお)
- 流派:琴古流
- 特徴:尺八本曲(虚無僧曲)の第一人者。深みのある低音が魅力。
- 活動:古典尺八の録音・教育に力を入れ、流派の技術継承に貢献。
🎵 1-2. 山口五郎(やまぐち ごろう)
- 流派:都山流
- 特徴:現代音楽や邦楽合奏の演奏で活躍。
- 活動:都山流の普及、海外演奏、教育活動にも積極的。
🎵 1-3. 福永雅夫(ふくなが まさお)
- 流派:琴古流
- 特徴:虚無僧本曲の演奏で知られる。息のコントロールと幽玄な音色に定評。
- 活動:コンサート出演、録音、教育活動。
2. 現代・前衛音楽で活躍する奏者
🎵 2-1. 小林洋子(こばやし ようこ)
- 特徴:尺八を用いた現代音楽、ジャズ、即興演奏に挑戦。
- 活動:尺八の可能性を広げる実験的演奏で国内外にファンが多い。
🎵 2-2. 梶山裕(かじやま ゆたか)
- 特徴:尺八+エレクトロニクスの融合演奏。
- 活動:現代音楽フェスティバルに多数出演、尺八の新しい表現を提案。

新品と中古の製品ラインナップと価格相場
尺八(しゃくはち)の新品・中古の製品ラインナップと価格相場について、以下のように整理します。購入を検討する際の参考にしていただければと思います。
✅ 典型的な新品・モデル例
以下は新品として販売されている代表的な尺八のモデル例です。材質・サイズ・穴数など仕様が異なり、価格にも大きな差があります。
各モデル簡単コメント
- Rosewood Shakuhachi (w/ Node) 1.8 shaku:ローズウッド材、節あり仕様、1尺8寸(約54 cm)サイズ、7孔仕様。価格 約 ¥203,918。
- Western Rosewood Shakuhachi (Curved End) 1.7 shaku:西洋ローズウッド材、1尺7寸サイズ、7孔仕様。価格 約 ¥146,361。
- Bamboo Shakuhachi (Curved End) 1.8 shaku:真竹材(竹製)、1尺8寸サイズ、6孔仕様。価格 約 ¥105,248。
- Maple Shakuhachi (w/ Node & Natural Root End) 1.4 shaku:メープル材、1尺4寸(約42 cm)サイズ、6孔仕様。価格 約 ¥121,035。
- Bamboo Shakuhachi (Straight End) 1.5 shaku:真竹材、1尺5寸(短管)サイズ、6孔仕様。価格 約 ¥93,737。
- Maple Shakuhachi (Curved End) 1.8 shaku:メープル材、1尺8寸サイズ、6孔仕様。価格 約 ¥92,668。
新品モデルから読み取れる傾向
- 材質が高級になる(ローズウッド、節あり、7孔仕様など)ほど価格が上がる。
- サイズが標準(1尺8寸)・仕様が一般的なもの(竹材・6孔仕様)だと比較的手頃。
- 短管(1尺4〜1尺5寸など)や中素材(メープル材)でも価格に幅あり、仕様次第。
📊 価格相場の目安(新品・中古含む)
新品の相場
- 入門〜初心者向けモデル(合竹・廉価仕様)では 数万円(5~10万円程度) が確認されます。例えば入門セットで約 ¥31,100 程度。
- 標準的な真竹材・1尺8寸サイズで性能もある程度あるモデルだと 10~20万円前後。
- 上級・プロ仕様(希少材、長管、7孔仕様、地無し管など)になると 20万円〜30万円以上、さらには 30万円超~数十万円という価格も見られます。
中古の相場
- 中古品は状態・材質・作家・仕様・流派などで価格差が非常に大きいです。
- 中古相場の実例として、オークション落札平均が 1万〜4万円前後 という値が報告されています。
- 中古品高級品になると、例えば竹真竹で銘入り・仕様上位のものが 7〜8万円あたりで販売されています。
- 買取実績でも、真竹高級管で「60,000円ほど」といった例もあります。
ざっくり目安まとめ
| クラス | 新品価格帯目安 | 中古価格帯目安 |
|---|---|---|
| 入門/初心者モデル | 約 5〜10万円程度 | 数千〜数万円(1〜4万円程度) |
| 中級モデル/真竹・標準サイズ | 約10〜20万円程度 | 数万円〜10万円台中盤 |
| 上級プロ仕様/希少材・仕様 | 約20万円〜30万円以上 | 10万円〜数十万円(仕様次第) |
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