今、Paul Reed Smith(ポール・リード・スミス)は弾きやすく音が良い、エレガントなギターで知られる世界的なブランドですのでラインナップを紹介します。世界中のギタリストに愛用されており、カルロス・サンタナなどに支持されています。現在の主要なギターメーカーでは唯一創設者が30年以上にわたってずっと会社を牽引しています。創設者のポール・スミスは一人での手作りから会社を育てて成長させていきました。いまや最大手フェンダー、ギブソンと比肩する巨大メーカーとして君臨しています。
起源と歴史
ポール・リード・スミスはアメリカのメリーランドでこの楽器は生まれました。幅広い楽器が発売されており、デザインが好きなアーティストも多いです。アンプ、エフェクターなどもセットで売られておりお得です。製品は独自のトーンで他と違いを生みます。もちろんアコースティックギターなども出ておりクオリティは高くバンドでも練習で使われています。かなり自社でそれぞれ独自性を実現しており今やギブソンなどと並ぶメーカーです。軽量でパワフルな表現を出すことが可能。高品質な新しいエレキを自身で始めるにはおすすめ。
1. 創業者とブランドの誕生
- **Paul Reed Smith(ポール・リード・スミス)**は1956年生まれ、アメリカ・メリーランド州出身。
- 高校時代にギター製作に興味を持ち、1970年代初めに最初の自作ギターを完成。
- 1985年に「PRS Guitars」を設立。ブランド名は自身のフルネームに由来。
2. 初期の発展
- 1970年代〜1980年代初頭は、小規模工房での手工製作が中心。
- 1985年頃にはプロミュージシャンにも認知され、カーロス・サンタナなどが愛用するように。
- その後、品質の高さと美しい外観で「プレイヤーにもコレクターにも評価されるブランド」として成長。
3. ブランドの特徴的要素の確立
- 「鳥(birds)」インレイ:指板上の鳥型インレイはPRSの象徴。
- 高品質材の使用と手工仕上げ:音質と美観を両立させるため、材選定や塗装に徹底的にこだわる。
- スケール長やネック形状の独自設計:25インチ前後のスケールを採用し、演奏性を追求。
4. 1990年代以降の展開
- 米国内での手工製「Coreシリーズ」と、海外製の「SEシリーズ」「S2シリーズ」など、複数グレードのラインを展開。
- 世界中のプロミュージシャンに採用され、ロック・ブルース・ジャズ・ポップスなど幅広いジャンルで使用。
- 現在も米国メリーランド州に本社工房を持ち、限定モデルやプライベートストックなど高級品も製作。
開発会社
PRS Guitars
創業者
Paul Reed Smith 1965年2月18日 –
Paul Reed Smithは1965年にアメリカのメリーランドで生まれました。1974年にボウイ高校を卒業、メリーランド州セントメアリーズカレッジに通い、そこでギター製作をはじめました。Paul Reed Smithはギブソンの前社長であり、エクスプローラー、ES-335、およびフライングVギターの作成者であるテッド・マッカーティに連絡し、マッカーティは彼の指導者になりました。そして1985年にPRS社を創設しました。ソリッドギターとホローボディギターを含む現在のPRSギターが生まれました。さまざまなエキゾチックな素材を使用して作られています。
Paul Reed Smith の歴史
最初は屋根裏部屋で当時大学生一人での手作りでした。Paul Reed Smithは大学在学中から本格的にギターを作り始め、作ったギターを音楽教授に提出し、ギターメーカー立ち上げの夢に向かう決心をします。Paul Reed Smithは作ったギターを持ってライブ会場に向かい、ローディーに交渉、楽屋へギターを持っていってもらい、アーティストに見てもらったのです。1984年、Paul Reed Smithは創業資金を集めるためにCustom 24とStandard 24を製作し、営業をしました。2万ドル以上の資金が入り、またそのほか出資をつのってじゅうぶんな資金を集め1985年にPRS社を創設しました。Custom 24とStandard 24は現在でもほぼ当時の姿をとどめ、PRS社の主軸として生産されています。
特徴と構造、サイズ
1. 特徴
- 高品質材の使用
- ボディ:マホガニーを基本に、メイプルトップを組み合わせることが多い。
- ネック:マホガニーまたはメイプル、安定性を重視。
- 指板:ローズウッドやエボニー、象徴的な「鳥(Birds)」インレイが特徴。
- 演奏性の高さ
- スケール:標準25インチ(約635mm)で演奏感覚が均一。
- ネック形状:握りやすさとプレイアビリティを重視した独自設計。
- フレット:22〜24フレット仕様が多く、高音域まで演奏可能。
- 美しい仕上げ
- 厳選された木材の杢目を活かした塗装(10TopやArtist Packageなど)
- 手工仕上げや限定カラーも多く、視覚的魅力も高い
- 多ジャンル対応
- クリーン〜オーバードライブまで幅広い音色に対応
- ロック、ブルース、ジャズ、フュージョンなど多様な音楽で使用可能
2. 構造
| 部位 | 構造・特徴 |
|---|---|
| ボディ | マホガニー+メイプルトップが一般的。軽量化と音の立ち上がりを両立。ダブルカッタウェイでハイポジション演奏が容易。 |
| ネック | マホガニー/メイプル製、セットネック方式(ボルトオンはSEシリーズに多い)。剛性と鳴りを重視。 |
| 指板 | ローズウッドやエボニー。Birdsインレイが象徴。フレット22〜24本。 |
| ピックアップ | PRSオリジナルハムバッカーが中心。モデルによりシングル/ハム切替可能。 |
| ブリッジ | PRS専用トレモロ(アーティストモデルやCoreシリーズ)、固定ブリッジはSEシリーズなどに。 |
| コントロール | ボリューム、トーン、5WAYスイッチやピックアップセレクターで多彩な音色を作れる。 |
3. サイズ
- スケール長:25インチ(約635mm)が標準
- フレット数:22〜24フレット
- ボディ厚:約44〜48mm(モデルや仕様で微調整)
- 重量:3.5〜4.5kg前後(木材・トップ材・塗装により変動)
- 形状:ダブルカッタウェイ(ハイポジション演奏対応)、SEシリーズは若干小型で軽量

有名model
シリーズを通して多くの高いguitarのモデルが登場しています。ギターやベースの多くが大きく高品質。コイル、メイプル、レスポールなど1本でかなりの特徴を持っています。基本は心地よい指板があり比べてプレイヤーが安定してたくさんの楽しめる要素があります。多数の異なる新たなモデルを紹介します。ちょっと美しい音色が出るものが多いです。コントロールやカラーにも注目しましょう。
Custom 24
PRSの代表機種で演奏性、サウンドバリエーション、またサウンドそのもの、あらゆる面でPRSの優秀さを実感できるであろうモデルです。
S2 series
価格を落としたモデルで初心者向けです。
Singlecut
ロックの王道スタイルで伝統的なロックの王道スタイルを体現できます。
Custom22
統的な22フレット仕様を採用してファットなフロントの音を手に入れたモデル。
5-string Bass
レコーディングやライブで必要なものが全部そろっているモデル。
Kingfisher
スルーネック構造のエレキベース PRS SE Kingfisher。
Kestrel
スルーネック構造のエレキベースです。
ポールスミスの楽器種類
ここではPRSギターの楽器種類(モデルカテゴリー)として整理します。
1. Coreシリーズ(米国製・手工グレード)
- PRS Custom 24 / 22
- 24フレット/22フレットのダブルカッタウェイ。高級木材と手工仕上げ。
- McCarty / McCarty 594
- ヴィンテージスタイル、リバーブ感のあるトーンが特徴。
- Private Stock
- 限定・手工の特別仕様。材質・カラー・インレイなど自由選択可。
2. SEシリーズ(海外製・コスト抑えめ)
- SE Custom 24 / 22
- Coreシリーズに近いデザインながら価格抑制。スチューデントから中級者向け。
- SE Standard 24 / 22
- 入門~中級向け、軽量・扱いやすい。
- SE Paul’s Guitar
- アーティストモデルを再現した海外製。
3. S2シリーズ(米国製・量産版)
- S2 Standard 24 / 22
- Coreシリーズに準じた米国製だが量産仕様で比較的手頃。
- S2 Custom 24
- プロ仕様に近い性能を維持しつつ、Coreよりコストダウン。
4. その他の特殊モデル
- Singlecutシリーズ
- レスポール風のシングルカッタウェイ。太い音色が特徴。
- CEシリーズ(Cutaway Electric)
- 厚みを抑えたボディ、より演奏性重視。
- SE Hollowbody / Hollowbody II
- セミアコースティックタイプ。ジャズ・ブルース向き。
- Bassギター
- SRシリーズなど、ベース用ラインも存在。
奏法、難易度
PRSギター(ポール・リード・スミス)の奏法と難易度について整理します。
1. 基本奏法
① ピッキング/ストローク
- 単音弾き(ソロ):メロディやリードパートに最適。ハムバッカーやシングルコイルの切替で音色を変える。
- コード弾き(リズム):クリーンや歪みを活かしたコードストロークも得意。
- アルペジオ:指弾きやピックを使って細かいアルペジオ演奏も可能。
② 弦操作
- ビブラート/ベンド:ハムバッカーピックアップの音圧で滑らかに表現可能。
- ハーモニクス:自然倍音、人工ハーモニクスなどの表現も容易。
- スライド/タッピング:24フレットや高ポジションまで使えるので高度なテクニックも可能。
③ トレモロ/ブリッジ操作
- Coreシリーズや一部モデルにはトレモロブリッジ装備。
- ヴィブラートやワウ効果のような表現が可能。
2. 難易度
初級
- SEシリーズやS2シリーズなどの入門~中級向けモデルで演奏可能。
- 基本的なコード弾きや単音リフ、ストローク中心。
- ピックの持ち方や弦押さえの正確さが重要。
中級
- フルレンジのフレットを活用したソロプレイ、アルペジオ、ベンド、ビブラートの表現。
- 音色切替(ピックアップ選択)によるニュアンス調整が可能。
- トレモロを使った表現にも慣れる必要あり。
上級
- 高度なリードプレイ、ハーモニクス、タッピング、複雑なスケール・コード展開。
- Coreシリーズなど高級モデルの特性を最大限活かした演奏が可能。
- 音色や演奏性の微妙な差を理解し、音楽ジャンルに応じた表現力を発揮。
3. 総合ポイント
- 初心者でも扱いやすい:SEシリーズやS2シリーズで基本演奏は十分可能。
- 中級~上級になると表現力を追求できる:トレモロ、ピックアップ切替、高ポジション利用などで幅広い音楽ジャンルに対応。
- テクニックの幅:PRSはハムバッカー中心ながら、多彩な奏法に柔軟に対応可能。

有名な奏者
PRSギター(ポール・リード・スミス)の有名な奏者をジャンル別に整理します。
1. ロック/ブルース系
- カーロス・サンタナ(Carlos Santana)
- PRSの初期ユーザー。独特の滑らかなトーンとヴィブラートで有名。
- サンタナモデル(Custom 24ベース)も製作され、PRSブランドの認知度向上に貢献。
- マーク・ノップラー(Mark Knopfler)(一部使用)
- ギター・トーンの多彩さを追求する際にPRSを選択することも。
- ジョン・メイヤー(John Mayer)
- 特にCustom 24やSEシリーズを使用することがある。
2. メタル/ハードロック系
- ポール・ギルバート(Paul Gilbert)
- 速弾き、テクニカルプレイでPRSを使用。SEやCoreシリーズ両方使用経験あり。
- マーティン・ミラー(Marty Friedman)(一部使用)
- 独自の音色を追求するためにPRSを選択することもある。
3. ジャズ/フュージョン系
- アンディ・ティモンズ(Andy Timmons)
- SE Custom 24やCoreシリーズを使用。クリーントーンでの表現力が高い。
- ポール・ギルバートのフュージョン系プロジェクトでも使用例あり。
4. ポップス/スタジオミュージシャン
- デヴィッド・グレイ(David Gray)
- アルペジオ・コード弾き中心にPRSを使用。
- マイク・キャンベル(Tom Petty & The Heartbreakers)
- PRSをスタジオレコーディングで使用することがある。
新品と中古の製品ラインナップと価格相場
こちらは PRS Guitars(ポール・リード・スミス)ギターの新品/中古の代表モデルと価格相場・選び方ポイントです。
🎸 代表モデルと価格例
以下、各モデルの特徴と価格ポイントです:
- PRS Custom 24 10Top:米国製 Core グレードの代表モデル。価格例:¥739,200。
- PRS SE Paul’s Guitar:海外製 SE グレードのアーティストモデル。価格例:¥170,368。
- PRS SE Custom 24:海外製 SE 中級モデル。価格例:¥129,000 前後。
- PRS SE NF3:海外製 SE 特殊仕様モデル(NF3)。価格例:¥123,200。
- PRS SE SE Silver Sky John:アーティスト仕様(John Mayer 系)海外製。価格例:¥118,000。
- PRS SE CE24 Standard Satin:入門~中級向け廉価海外製。価格例:¥91,960。
- (“PRS SE Standard 24”を廉価モデル枠として同価格帯に位置付け)
- PRS Private Stock (Custom):限定・手工仕様のコレクター向け(価格はさらに高額)。
📊 価格相場の目安
- 入門〜廉価海外製モデル:約 ¥90,000〜¥150,000 程度
- 中級グレード(良材・仕様向上版):¥150,000〜¥300,000 程度
- 高級米国製 Core/手工仕様/限定モデル:**¥500,000以上〜¥700,000+**という価格帯もあり。例えば上記 Custom 24 10Top が約 ¥739,200。
- 中古市場では仕様・年式・材・限定性によって価格が大きく変動します。中古で気を付けるべき点が多く、ショップ・専門店で状態を確認するのが望ましい。
🧭 購入時のポイント
- モデル・グレード確認:SE/S2(コストダウン版)と Core(米国製高級版)では材質・仕上げ・価格に差があります。
- 材質・仕様:メイプルトップ、マホガニーバック、鳥インレイ、フレット数、ブリッジ仕様などが価格に反映されます。
- 年式・限定品/カラー:限定カラーや特定アーティスト仕様・手工番などはプレミア価格になることがあります。
- 中古購入時の注意:ネックの反り・フレットの摩耗・塗装・機構(トレモロ・ブリッジ)・配線・改造履歴を確認。
- 予算設定:初心者でまずは入門から中級までを狙うなら ¥10〜20万台のモデルから、将来的に長く使いたい・コレクター的価値も欲しいなら ¥30万〜以上を視野に。
これから楽器を買いたいなら
これから楽器を買いたいなら以下の記事を参考にしてみてください。オンラインと店頭いずれの対応もしており、登録はすぐにできます。案内に沿って登録しましょう。
中古楽器を売りたいならどうする?
中古楽器を売りたいなら中古の買い取り業者で買い取ってもらうことがおすすめです。パーツや部品での買取もあります。無料査定がありますのでまずは相談してみてはいかがでしょうか?
これからレッスンをしたい方は?
これからレッスンをして楽器が上手くなりたい、楽しみたいと言う方には音楽教室がとてもおすすめとなります。以下の記事で紹介していますので参考にして申し込みをしてみましょう。





コメント