サリュソフォーン: 木管楽器の特徴、価格、歴史について

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オーケストラ楽器のなかでサリュソフォーンをイメージできる人はかなりのオタクとみてまちがいないです。サリュソフォーンはとても古い楽器で、近代に制作されましたが、現代ではホトンと使われることもないような古い楽器です。これは木管楽器に相当しており、姿を見ると金管楽器のようにも見えてきます。

発祥地

サリュソフォーン(sarrusophone)は1800年代にフランスで誕生したと言われている楽器です。金属製のリードのサックスで、ベル同様に現在は同じような楽器も登場し、やや存在感は薄れています。演奏会でサリュソフォンはよく使われています。

価格について

価格は数万円から数十万円のものもあります。

サリュソフォーンの歴史

サリュソフォーンはフランスで誕生した楽器です。1856年にフランスの楽器製作者ピエール・ルイ・ゴートロによって最初に製造された木管楽器でありダブルリードの楽器でもあります。フランスの楽団長ピエール・オーギュスト・サリュスにちなんでこの楽器の名前が決められたのです。この楽器は本来はフランスの軍楽隊向けの楽器であり、当時屋外の行進音楽に必要な搬送力が不足していたオーボエやファゴットの代替として使用されました。ソプラニーノから3種のコントラバスまで、9種類の音域の管が作られたのですが、現代のオーケストラにはコントラファゴットの役割で使われることが多いです。20世紀前半頃のフランスのオーケストラに用いられることが多くなりましたが、基本的にコントラファゴットで代用されるため非常に希少で使われることがほとんどありません。

サリュソフォーンの特徴

サリュソフォーンは音はコントラファゴットに似ています。しかしサリュソフォーンは大きな音量でパワフルでダイナミックな音が出ますので音量が大きいです。運指はどうするのかというとシンプルな機構になっています。親指キーは左手に3つ、右手に1つあります。サリュソフォーンは非常に大きな楽器で人間が何とか抱えながら演奏をする楽器となりますので、やや重いです。サリュソフォーンは金管低音楽器を細長くしたような独特の形状をしており、楽器下部にはハンドレストが付いててそこで楽器を支えます。サリュソフォーンの特徴としてはオーケストラでもなかなか使われることがないため、登場することが少ない楽器です。

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