【音楽と楽器演奏】練習を休むと下手になる?

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楽器でも、スポーツでも練習を1日でも休んでしまうと、感覚が鈍ってしまい下手になってしまうと言われることがないでしょうか。練習をしなかったらすぐに下手になるという話をよく、スポーツの講師などが言っていることが多いのですが、これは事実なのでしょうか?実際のところ、どれくらい練習を休むと下手になってしまうのでしょうか。

学習は止めてはいけない

吹奏楽やバンドなど活動を続けてこそ、思った以上に前より実力は延びます。身体で奏法など吹き、覚えると、やった分、吹奏楽部の中でも音を出して上手く覚えていきます。練習をやめるとどうなるのか情報を一覧で紹介します。コンクールや研究、など中学や高校でやることがあれば休まずにやれるものです。個人でうまく楽しく経験していけば、休むことはなくなります。もちろん経験していけば心に余裕も出来ます。本当に大切な勉強によって生徒は基礎を押さえることができます。そのまま長く普段から練習に打ち込めばプロになれます。

1日休むと3日戻る

こんな台詞を吐く教師や講師に出会ったことはありませんか。毎日コツコツと投げ出さずに遂行し続ける事が一番の上達の早道だと言われています。音楽家は幼い頃からそれを「努力家」「素晴らしい事」と捉えられる教育を受けて、現在では他者にもそれを求めているのかもしれません。この言葉をかけられてしまうことにより、少しでも練習をさぼってしまうと、下手になってしまうという恐怖感を持ってしまったり、気分が乗らない日でも強引に練習をしてしまう人も少なくないのです。しかし1日休んだだけで下手になってしまうとは言えないのが現実です。

スポーツ選手でもオフの日はある

プロスポーツの選手などを思い浮かべてください。サッカー選手、ラグビー選手、テニス選手など様々なプロスポーツの選手がいますが、彼らは365日毎日ハードワークをしているわけではありません。365日毎日練習してしまったらオーバートレーニングになってしまい、返って体を痛めつけてしまい、けがをしやすくなってしまいます。プロスポーツのチームでも週に1回程度は休みを作っているのです。楽器も同じです。365日練習していては、さすがに疲れ切ってしまいます。プロの演奏家でも楽器を触らない日が必ずあります。楽器はいくら演奏しても疲れませんが、演奏者は集中力を失い、モチベーションも落ちて行ってしまうのです。

3日サボると観衆にばれる

しかし今度は休み過ぎると危険であるということも言わなければなりません。ポーランドのピアノ奏者であるパデレフスキは「一日練習しないと、次の日自分で分かる。」、「二日練習しないと妻にも分かる。」、「三日練習しないと客にも分かる」と発言しています。技術は維持するだけでも労力の掛かるもので、一度構築すれば、比較的短時間で取り戻すことは出来るのですが、休みすぎも良くないと言われているのです。感覚が空いてしまうと、奏者はまず自分の感覚を取り戻す訓練だけに追われてしまいます。現状維持までが限界になってしまい、現状からの上達が難しいと言われているのです。そのため、適度な休みは必要ですが、適度な練習も絶対に必要なのです。

精神面で辛いとき

例えば、自分が失恋した時や、親を亡くした時、さらには仕事などで挫折した時にはとてもじゃないですが、練習できるような気分ではないでしょう。それだけでなく、眠い時や、おなかがすいた時など、コンディションが良くない状態の練習もよくありません。そのような状態で練習することはあまり身になることがありません。ほとんどの場合が練習自体に没頭することができず、他のことばかり考えてしまい、練習がまともにできなくなるのです。ほとんどの人は集中もできず、ただ無駄な時間を過ごすことになってしまいます。こんなときは絶対に練習を休んだ方がいいでしょう。人間は機械とは違い、感情で動いている生き物です。辛いときは何もしないのが一番得策と言えるのです。

楽しいとき

その逆で、自分の気持ちが乗っている時や、嬉しいとき、楽しいときは、一番楽器に集中できる時期でもあります。そんな時こそ、練習だけに没頭し、練習に打ち込む必要があります。この時期に中秋して練習すればするほど、吸収力がとても高い状態にあるため、上達がとても速いです。音楽は楽しんでこそ、一番最高のコンディションを維持できます。そんな時こそしっかりやり込むことが大事なのです。ただしプロの演奏家の場合はそうもいってはいられませんが、アマチュアであれば、自分の気持ちが乗っている時にこそ、集中して練習するべきでしょう。

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