【オーディオ】Apple iPhoneでうつ病検知が可能になる? 心の健康、ヘルスケア

Audio

iPhoneは現在Apple社における目玉商品であり、世界でもとても人気のある製品。アメリカでは現在医療分野に力を入れている企業が増えており、Apple社もそのひとつです。将来的にiPhoneに医療機器としての機能を付けられるようにしたいという意向があります。現在Appleはうつ病や認知機能低下の診断を支援する技術の開発に取り組んでいるのです。

iPhoneとは

iPhoneはApple社が開発したスマートフォンで、2007年に初代が発売。それ以降は爆発的な人気を誇り、世界中で圧倒的な存在感を占めています。もともとはiPodの派生製品でしたが、いまではiPodを遥かに超える存在となっています。携帯電話機能やオーディオ機能も付いていることから、とても便利で需要が高いです。2022年に最新機種iPhone 14 Pro/14 Pro Maxが発表されています。iPhone 14に搭載された新機能に加えて、TrueDepthカメラを13 Proよりも小型化してノッチを廃止し、ハードウェアとソフトウェアの連係による画面表示や常時表示ディスプレイを採用しています。

iPhone Product

うつ病検知機能

Apple社は現在外部機関との提携プロジェクトを通じて、うつ病や認知機能低下の兆候をiPhoneで捉える機能の開発を目指していることが2021年にわかりました。Appleが目指しているのは、移動、身体活動、睡眠パターン、文字入力などのデータを基に、特定の病状に関連しているシグナルを突き止め、アルゴリズムで検出できるようにするというもの。すでにAppleはアメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校との共同プロジェクトが発足しており、不安、うつ、ストレスについて研究をしています。さらには製薬会社であるバイオジェンとも共同研究を始めています。こちらでは認知機能低下について研究を続けています。世界中のユーザーの精神状態の検出を改善することができると期待されています。その一方で、プライバシーの懸念を引き起こす可能性があります。

Apple Watch

Apple Watchではすでに心電図機能があります。2018年12月から心電図機能を提供しており、心電図機能のおかげで助かったユーザーも多いようです。2021年のiOS 14.4とwatchOS 7.3のリリース以降は他国でもこの機能が搭載されており、心電図測定ができます。不安障害など心の健康やリスクをデバイスでアクセスした状態で結果がわかるというもの。健康状態の情報を家族と共有してサポートや教育に活かせます。ヘルスケアアプリの追加はipadにもされており気分を通知してもらうことでメンタルヘルスのサービスにも活用できるのです。

心電図測定方法

Apple Watchで初めて心電図を記録する際は、ペアリングしているiPhoneから心電図アプリを設定する必要があります。問題があれば医師や専門家に相談や質問をしてこれら気持ちの管理や環境を変えていくための助言をもらえます。ツールはカスタマイズできて簡単な感じで日々の生活に役立つことになります。

1. iPhoneの「ヘルスケア」アプリで「心電図」

Apple WatchとペアリングしているiPhoneで「ヘルスケア」アプリを起動します。「ブラウズ」タブから「心臓」を選択して「心電図(ECG)」をタップします。

2. 心電図アプリの設定画面から生年月日を入力

「設定」をタップすることで、心電図アプリの設定を開始できます。心電図アプリが使用できるか確認のために生年月日を入力して「続ける」をタップします。

3. 心電図アプリの仕組みや注意点などを確認して設定を完了

心電図アプリの仕組みや注意点などを確認して「続ける」をタップするとiPhoneでの設定は完了となり、Apple Watchでの心電図の記録が可能となります。

4. Apple Watchで心電図を記録

Apple Watchの「心電図」アプリで心電図を記録します。

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