【音楽ジャンルと世界音楽市場】Latin Trapとは? ラテンミュージック

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Latin Trapとは名前の通りカリブ海やラテンアメリカで流行している音楽ジャンルの一つです。このジャンルは2000年代に入ってからラテンアメリカ地域でとても流行っている音楽で若者を中心に、支持されてます。プエルトリコのジャンルであるレゲトンなどのジャンルの影響を強く受けており、2007年あたりから南米にも影響は拡大しているのです。

Latin Trapとは?

Latin Trapはラテン系のヒップホップのサブジャンルの一つとされています。音楽の特徴はトラップの音楽に対してスペイン語のラップの歌詞が加わり、ラテン音楽の雰囲気を演出するものです。歌詞のほとんどはストリートライフやドラッグなどについて語っており、しばしば議論を呼びます。このジャンルは2007年頃にプエルトリコから生まれた派生ジャンルと言われており、レゲトンの影響を強く受けていると言われています。レゲトンは、90年代にダンスホール・レゲエから発展したプエルトリコの音楽で3-3-2のリズムをスネア・ドラムやウワモノが刻み、バス・ドラムが4分の4拍子で鳴らされるリズムを特徴としています。

Latin Trap

Latin Trapの歴史

Latin Trapの発祥は恐らくプエルトリコとされています。2007年にArcángel & De La Ghetto, Yaga & Mackiが演奏した「El Pistolón」という曲が火付け役になったと言われています。2010年代に入るとこのジャンルはさらに拡大していきます。このサウンドは最終的にプエルトリコで人気を博し、外国にも伝播していくようになっていきました。このジャンルの人気を爆発的に高めたのはラテンやカリブ海のアーティストたちで、アメリカの人気アーティストとのコラボレーションしていくことによりアメリカ大陸全体にも知られるようになります。

そしていよいよ2018年にはNio Garcia, Casper Magico, Darell, Ozuna, Bad Bunny and Nicky Jamによって歌われたTe Botéはビルボードのラテンソングチャートで1位を獲得した最初のLatin Trapの曲となったのです。YouTubeでの再生回数は18億回を超えています。2018年Bad BunnyとJ BalvinをフィーチャーしたCardi Bのヒットシングル「I Like It」は、全米ビルボードホット100チャートで1位を獲得した最初のLatin Trapになりました。

スペイン語とラテンの浸透

レゲトンもLatin Trapも、アメリカを中心とした南米以外のリスナーに受け入れられながら、英語圏の市場を意識して英語詞を全編に採用するということは一切していません。一貫してスペイン語を使用しているところに彼らアーティストのこだわりがあります。アメリカやイギリスにおけるヒスパニックの増加が背景にありますが、それ以上にラテン音楽のリズムが欧米のポップ・ミュージックに受け入れられたことが大きいでしょう。ラテンのリズムはポップ・ミュージックに浸透していて、耳馴染みのあるものになってきています。

有名アーティスト

Ozuna

プエルトリコのラッパーです。彼の5枚のアルバムはすべてビルボードのトップラテンアルバムチャートで 1 位を獲得しており、Aura (2018) はビルボード200で7位にランクインしています。

Bad Bunny

プエルトリコのラッパーです。2016年「Diles」で人気を博し「Soy Peor」などの曲や、Karol G、Ozuna などとのコラボレーションで注目を集め続けました。

Bryant Myers

プエルトリコのラッパー。2016年「Cuatro Babys」で商業的に成功し、RIAAによってプラチナ認定を受け、ビルボードのホットラテンソングチャートで15位に達しました。

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