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ハーディ・ガーディ : 民族楽器の特徴、音、価格、歴史について

Instrument

ハーディガーディとはヨーロッパで発明されたかなり変わった楽器です。ハーディーガーディーはバイオリンに似た外観なのですが、付属するハンドルを回すと、バイオリンのような、バグパイプのような音が聞こえてくるという奇妙な楽器です。中世のヨーロッパでは奏でられる美しいメロディーに合わせて、踊っていたと言われています。西欧、東欧、北欧とヨーロッパ全域に分布する楽器です。起源は古く、11世紀ごろから使われ始めたと言われています。

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場所

ハーディ・ガーディは英語の名称で「hurdy gurdy」と呼ばれており、これはヨーロッパのハンガリーでこの楽器は生まれました。ドローンの演奏もでき、現在は独特の旋律とキーが特徴になっています。弓と駒を使い、弦楽器のなかまで音程の調整ができます。

価格について

価格はそこそこ高いです。20万円くらいから100万円くらいのものがあります。以下の記事でオンラインショップを紹介していますので購入してみましょう。アカウントを作成、ログインして必要なものの購入が簡単に可能。

ハーディガーディの歴史

ハーディ・ガーディは中世ヨーロッパに起源を持つ、手回しヴァイオリン。西欧、東欧、北欧とヨーロッパ全域に分布する楽器です。起源は古く、11世紀ごろから使われ始めた、オルガニストゥルムという楽器が小型化し、ルネサンス期に一般化したものがハーディ・ガーディだと言われています。後に「オルガニストルム」は小型化し、一人の奏者がクランクと鍵盤を同時に操作できるようになりました。ルネサンス期にハーディ・ガーディはバグパイプと並んで高い人気があり、2タイプの外形が出てきました。一つはギターに似たものであり、もう一つはリブをもつリュートに似た丸いボディのものです。近代になり、ハーディ・ガーディは東ヨーロッパに伝播し、スラヴ語圏西側、ドイツ語圏およびハンガリー語圏においてさらに多様化していきました。18世紀にはフランス社交界で一時的に流行しました。ハーディ・ガーディの多くは20世紀には廃れていきましたが、一部は今日もあります。

ハーディガーディの特徴

ハーディ・ガーディはヨーロッパに広く分布する鍵盤付きのリュート属擦弦楽器。ハンドルで木の円盤を回して弦をこすることで音を出し、鍵操作で鍵盤楽器的に音を変えることができます。鍵盤を使うことが大きな特徴で、音色、性質ともにバグパイプと近いです。調弦・整備が極端に難しい、という理由で最近まで事実上消滅していた楽器です。現代のハーディ・ガーディには標準的な設計というのはないすがが、6弦のフランス式「ヴィエル・ア・ル」がもっともよく知られています。現代の楽器では、ボディの形が大きく分けて2つあり、1つがギター型であり、もう1つがリュート型です。ハーディ・ガーディはフランスでの伝統が長いために、奏者の用いる専門用語にはフランス語が使われます。

ハーディガーディの曲

ハーディガーディは非常にマニアックな楽器であることから、あまり歌謡曲では使われていません。そのため、民族音楽や、BGMで多用される楽器です。

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