パーカッションの種類、タンバリンは楽器でフレームドラムに属しますので記事で紹介します。タンバリンの先祖はフレームドラムになり、そのフレームドラムはメソポタミアで発祥した楽器とされています。つまりこの楽器は西アジア古代文明に端を発し、インド、中国、インカ、グリーンランド、中世ヨーロッパなどに広く伝播したことになります。オーケストラには18世紀後期のモーツァルト以来用いられ、それ以後はクラシック音楽でも本格的に取り入れられました。
起源と歴史
tambourineは中東でこの楽器は生まれました。パーカッションで奏法はグリップなど簡単な音が出すことができいろいろあります。サウンドの音色はさまざまです。演奏はシンバルなどとともに使われます。タンブリンは部位を叩き音色を慣らします。
🔹 1. 古代の起源
タンバリンの原型は、紀元前1700年頃のメソポタミア文明(現在のイラク周辺)にまで遡ると考えられています。
当時は「枠太鼓(frame drum)」と呼ばれる、皮を張った輪状の太鼓が使われていました。
- 女性たちが宗教儀式や祭礼で演奏していたとされ、
豊穣・祈り・儀礼などに深く関係していました。 - 古代エジプト、ギリシャ、ローマでも同様の楽器が使われており、
女神崇拝の儀式などに登場します。
📜 例:
- 古代ギリシャでは「ティンパノン(tympanon)」と呼ばれた。
- 古代ローマでは「ティンパヌム(tympanum)」という名で伝わった。
🔹 2. 中世ヨーロッパへの伝来
中東からヨーロッパに伝わったのは、**十字軍遠征(11〜13世紀)**のころとされています。
アラブ世界では「リク(riq)」というタンバリンに似た楽器があり、それが西へ伝わりました。
- ヨーロッパでは吟遊詩人や舞踊音楽に使われ、
- 特にスペイン、イタリア、フランスで発展しました。
この時期に、枠に**金属のジングル(鈴のような円盤)**が取り付けられるようになり、
現在のタンバリンの形が整っていきました。
🔹 3. ルネサンス〜バロック時代
15〜17世紀頃になると、タンバリンはヨーロッパの民俗音楽や舞曲に定着します。
特に:
- スペインの「パンデレータ(pandereta)」
- イタリアの「タンブレッロ(tamburello)」
など、地域ごとに独自の発展を遂げました。
この時期から、男性も演奏するようになり、
単なる宗教的な楽器から、娯楽・芸術的音楽の一部になっていきます。
🔹 4. 18〜19世紀:クラシック音楽への登場
18世紀以降、タンバリンはオーケストラの打楽器として登場しました。
代表的な作品:
- ベルリオーズ《幻想交響曲》(1830)
- リムスキー=コルサコフ《シェヘラザード》(1888)
これらの作品では、東洋的・異国的な雰囲気を出すためにタンバリンが効果的に使われています。
🔹 5. 20世紀以降:ポップス・ロック・民族音楽へ
現代では、タンバリンはジャンルを問わず広く使われています。
- ポップスやロック(例:ザ・ビートルズ、スティーヴィー・ワンダーなど)
- ゴスペルやフォーク
- ブラジル音楽(パンデイロ)
- 中東音楽(リク)
- 学校教育や子どもの音楽
誰でも扱いやすく、明るく軽快な音が魅力です。
開発会社
現在世界では多数のタンバリン製造メーカーが存在します。
| 社名 | 国 | 特徴 |
| GROVER | United States | 電子オルガンではパイオニア的存在の老舗メーカー。 |
| Suzuki | Japan | 牛革ヘッド、ステンレス製ジングルの従来モデルのタンバリン。 |
| YAMAHA | Japan | 日本の総合楽器メーカーです。とても品質の高い製品を作っています。 |
| Black Swamp | United States | 最も多様性のあるシリーズのタンブリンを開発しています。 |
| PLAYWOOD | Germany | 打楽器奏者のアドバイスにより開発されたタンバリン。 |
特徴と構造、サイズ
タンバリンは一見シンプルな楽器に見えますが、構造やサイズ、音の仕組みにはいくつもの特徴があります。以下で詳しく整理します👇
🔹 1. 基本的な構造
タンバリンは、大きく分けて 3つの主要部分 から成り立っています。
| 部位 | 説明 |
|---|---|
| 枠(リム) | 木製またはプラスチック製の円形の輪。楽器全体の骨格。 |
| 膜(ヘッド) | 片面または両面に動物の皮(ヤギ皮など)や合成フィルムを張ったもの。音の共鳴を生み出す。 |
| ジングル(Jingles) | 枠の周囲に取り付けられた小さな金属円盤(ペアでセット)。振る・叩くことで「シャラシャラ」と鳴る。 |
🔸 片面ヘッド型(現代のポップス・教育用)と
🔸 両面ヘッドなし型(クラシック・民族音楽)
など、種類によって構造が異なります。
🔹 2. ジングル(鈴)の構造
ジングルはタンバリンの最も特徴的な部分です。
通常、枠の穴に金属の円盤を2枚1組で取り付け、1枠あたりに6〜12組ほど配置されます。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 素材 | 真鍮、スチール、アルミなど |
| 音質 | 真鍮:温かく柔らかい音、スチール:明るく鋭い音 |
| 取り付け方 | 枠に金属ピンやリベットで固定 |
| 配置数 | 6組(小型)〜20組以上(大型) |
🔹 3. 枠(リム)の構造
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 素材 | 木(メープル・ビーチなど)または樹脂 |
| 形状 | 円形が基本。握りやすいように1か所がくぼんだタイプもある。 |
| 仕上げ | ニス塗りやラッカー仕上げで耐久性と見た目を強化。 |
🔹 4. 膜(ヘッド)の特徴
- 素材:昔はヤギ皮や子牛皮など天然素材が主流。
現代では**プラスチック製(マイラーフィルム)**が多い。 - 有無:
- 皮あり → 音に深みが出る(主に民俗音楽やクラシック用)
- 皮なし → 軽く明るい音(ポップスや教育用)
🔸 ヘッドありのタンバリンは、叩く強さで音程感や表情をつけやすいのが特徴です。
🔹 5. サイズ(直径と重量)
タンバリンのサイズは音の性質に大きく関わります。
| 用途 | 直径 | 特徴 |
|---|---|---|
| 子ども用・教育用 | 約15cm前後 | 軽くて扱いやすい。音は明るく軽快。 |
| 一般的な演奏用 | 約20〜25cm | 最も標準的なサイズ。多くの音楽に対応。 |
| プロ仕様・オーケストラ用 | 約25〜30cm | 音量が大きく、重厚な響き。 |
| 民族楽器(パンデイロなど) | 約25〜30cm | ジングルが多く、より複雑な音色。 |
重量は 300g〜700g前後 が一般的です。
演奏者が片手で長時間持つため、バランスと軽さが重要です。
🔹 6. 音の特徴
- 「シャラシャラ」「チャンチャン」という高音の金属音が中心。
- 打つ場所や角度、手のひらの使い方で音が変化。
- 皮付きタイプでは「ドン」「パッ」という太鼓的な音も出せる。
🎵 例:
- 叩く → 強いアタック音
- 振る → 持続的なシャラシャラ音
- 膝に当てる → リズムを刻むパーカッシブな響き
種類について詳細
タンバリンは一見シンプルな楽器ですが、用途・構造・地域・音楽ジャンルによって非常に多様な種類があります。
ここでは、世界的に見られるタンバリンの代表的な種類と特徴を体系的に解説します👇
🔸 1. 構造による分類
🪶 (1) 皮ありタンバリン(ヘッド付き)
- 特徴:枠に動物皮または合成皮膜が張られているタイプ。
- 音:打面を叩くと「ドン」「パッ」といった太鼓のような低音も鳴る。
- 用途:クラシック音楽、民族音楽、ソロ演奏。
- 利点:音に深みと表情があり、叩く強さで音量を調整しやすい。
📘 代表例:
- オーケストラ用タンバリン
- イタリアの「タンブレッロ(Tamburello)」
- ブラジルの「パンデイロ(Pandeiro)」
💫 (2) 皮なしタンバリン(ヘッドレス)
- 特徴:皮を張らず、枠にジングルだけが付いたタイプ。
- 音:「シャラシャラ」「チャンチャン」といった軽快な金属音が中心。
- 用途:ポップス、ロック、ジャズ、学校音楽。
- 利点:軽くて扱いやすく、テンポの速い曲に最適。
📘 代表例:
- ハンドル付きタンバリン(教育用)
- ドラマー用ヘッドレスタンバリン(ドラムセットに装着)
🔸 2. 持ち方・演奏スタイルによる分類
🎵 (1) ハンドヘルド・タンバリン(手持ち型)
- 最も一般的なタイプ。
- 枠を片手で持ち、もう片方の手で叩いたり振ったりする。
- 教育現場やライブ演奏でよく使用。
📘 例:Yamaha・Pearlなどの一般的なタンバリン。
🦶 (2) フットタンバリン(足用)
- 足首に取り付けて、ステップやリズムに合わせて鳴らす。
- 弾き語りやストリートミュージシャンがよく使用。
📘 例:Meinl「Foot Tambourine」など。
🥁 (3) ドラムセット用タンバリン
- ドラムのシンバルスタンドなどに取り付け、スティックで叩くタイプ。
- ジングル音でリズムを強調できる。
- 「ヘッドレス」構造が多い。
📘 例:LP(Latin Percussion)製「Cyclops Tambourine」など。
🔸 3. 地域・文化による種類
🌍 (1) リク(Riq)〔中東・アラブ音楽〕
- 小型(直径約20cm)で皮付き。
- ジングルは10対ほど。
- 指で繊細に叩く技巧的な奏法が特徴。
- アラブの古典音楽で重要な役割。
📘 特徴:
高い音圧と細かいリズム表現。プロ演奏家がよく使用。
🇮🇹 (2) タンブレッロ(Tamburello)〔イタリア〕
- 両面皮なし、または片面皮付き。
- イタリア南部の民俗舞踊「タランテラ」に使われる。
- 指や手のひらを駆使して高速リズムを打つ。
📘 特徴:
力強く情熱的なリズムが特徴。
🇧🇷 (3) パンデイロ(Pandeiro)〔ブラジル〕
- タンバリンに似ているが、ジングルの形状が異なる(へこんでおり、柔らかい音)。
- 打面を指で細かく叩く「ロール奏法」や「スラップ奏法」がある。
- サンバやボサノヴァで中心的役割。
📘 特徴:
音域が広く、ドラムとメロディの中間的存在。
🇪🇸 (4) パンデレータ(Pandereta)〔スペイン〕
- スペインやラテン系の民俗音楽で使用。
- 鈴の音が明るく、踊りの伴奏に最適。
📘 特徴:
ジングルの音が細かく、軽快。
🇮🇳 (5) カンジラ(Kanjira)〔インド〕
- 南インドの古典音楽(カルナータカ音楽)に使われる。
- 片面皮張り、片手で持ち、もう片手の指で叩く。
- 音程変化が可能で、非常に技巧的。
📘 特徴:
音が非常に高く、ドラムのように多彩な表現。
🔸 4. 用途による種類
| 用途 | タイプ | 特徴 |
|---|---|---|
| オーケストラ用 | ヘッド付き・木製枠 | 音の深みがあり、劇的表現が可能 |
| ポップス・ロック用 | ヘッドレス・プラスチック製 | 明るく軽い音、手持ちしやすい |
| 教育用(学校) | 小型・ハンドル付き | 軽く安全、子どもでも扱いやすい |
| 民族音楽用 | リク・パンデイロなど | 地域の音楽様式に合わせた構造と音質 |

タンバリンの曲
タンバリンは多種多様なジャンルで広く使われている楽器です。
奏法、難易度
タンバリンは「簡単そうに見えるけれど、実は奥が深い」打楽器です。
ここでは、基本的な奏法・応用技・演奏の難易度について詳しく解説します👇
🔹 1. 基本的な奏法(基礎レベル)
初心者でもすぐに音を出せる基本奏法です。
🖐️ (1) ストローク奏法(叩く)
- 方法:片手で枠を持ち、もう片方の手の平や指先で叩く。
- 音:「チャン」「タン」などの明るい打音。
- コツ:手の平の中央ではなく、指先や手首のスナップで軽く打つ。
- 用途:ポップス・学校音楽・マーチなど。
🎵 例:4拍子で「1・2・3・4」と刻む基本リズム。
🤲 (2) シェイク奏法(振る)
- 方法:タンバリンを手に持ち、前後や上下に振る。
- 音:「シャラシャラ」と連続したジングル音。
- コツ:リズムに合わせて手首を軽く動かすだけ。力を入れすぎない。
- 用途:バラード、ゆっくりした曲のリズム補助。
🎵 例:1拍目ごとに軽く振る/16ビートで細かく刻むなど。
🦵 (3) ヒット奏法(膝打ち)
- 方法:片手で持ったタンバリンを膝や腰に当てて叩く。
- 音:強く明確なアタック音。
- 用途:ロック、ゴスペルなどでビートを強調したいとき。
🎵 例:テンポの速い曲で「アクセント」をつける際に有効。
✋ (4) フィンガーロール(指転がし奏法)
- 方法:指先をジングルの上に滑らせるように転がす。
- 音:「サァ〜」と滑らかで幻想的な連続音。
- コツ:指を湿らせて滑りやすくすると出しやすい。
- 用途:クラシックや劇音楽などで効果音として使用。
🎵 例:嵐、風、魔法のような音を演出。
🔹 2. 中級〜上級の奏法(応用テクニック)
タンバリンの「プロ奏者」やオーケストラ演奏で見られる奏法です。
🧭 (1) ニュートラルグリップとダイナミクス操作
- 枠を持つ位置や角度で音量・音質をコントロール。
- ジングルを内側に傾けると音が抑えられ、外側にすると響きが強くなる。
📘 難易度:中級〜上級(音色コントロールに繊細さが必要)
🔥 (2) シェイクロール(Roll / Shake Roll)
- 方法:速く連続的にシェイクして「長い音」を持続させる。
- 用途:クラシック音楽でのクレッシェンド(だんだん強く)に使用。
- コツ:手首だけを使い、上下ではなく左右にスナップを効かせる。
📘 難易度:中級(安定したテンポと体力が必要)
💨 (3) フィンガーロール(再掲・上級版)
- 指を素早く滑らせ、ジングルを連続共鳴させる高度な技法。
- プロは親指から中指へと指を連続して使い、非常に滑らかな音を出す。
- 効果音的に「風」「魔法」「光」などを表現。
📘 難易度:上級(熟練が必要、タイミングもシビア)
🥁 (4) バウンド奏法(Bounce)
- 方法:タンバリンを軽く投げるように手から離し、反動で戻す。
- 音:自然な反復音が出る。
- 用途:民族音楽やリズミカルなパッセージで使用。
📘 難易度:中級(コントロールが難しい)
🔹 3. 難易度の目安(ジャンル別)
| ジャンル | 奏法例 | 難易度 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 学校音楽・初歩 | 叩く・振る | ★☆☆☆☆ | 誰でも音を出せる、教育用に最適 |
| ポップス・ロック | 膝打ち・リズム刻み | ★★☆☆☆ | テンポ感とリズム精度が重要 |
| クラシック音楽 | ロール・ダイナミクス操作 | ★★★★☆ | 表現力と技術が求められる |
| 民族音楽(リク・パンデイロ) | 指奏法・高速ロール | ★★★★★ | 指先の独立運動・リズム感が必要 |
| ライブ演奏・伴奏 | ハンドル付きでリズム補助 | ★★☆☆☆ | タイミングと拍感が中心 |
有名な奏者
タンバリンは一見「脇役」のような楽器ですが、実は世界中に名奏者(ヴィルトゥオーゾ)が存在します。
彼らはクラシック音楽・民族音楽・ポップスなど、各分野でタンバリンの可能性を広げてきました。
以下で、ジャンル別に有名なタンバリン奏者・演奏家・代表的アーティストを紹介します
🎼 【1】クラシック音楽・オーケストラの名手たち
🎵 Christopher Lamb(クリストファー・ラム)
- 国籍:アメリカ
- 所属:ニューヨーク・フィルハーモニック首席打楽器奏者
- 特徴:世界最高峰のクラシック打楽器奏者の一人。
特にタンバリン奏法の美しさと繊細な表現で知られる。 - 功績:教育活動にも熱心で、タンバリンの専門教材を出版。
オーケストラ奏法におけるタンバリンの模範的存在。
📘 代表動画:「Tambourine Roll Demonstration(YouTube)」など。
🎵 Neil Percy(ニール・パーシー)
- 国籍:イギリス
- 所属:ロンドン交響楽団(LSO)首席打楽器奏者
- 特徴:クラシック打楽器の世界的リーダー的存在。
複雑なオーケストラ作品でのタンバリン演奏で高く評価。 - 代表作:リムスキー=コルサコフ《シェヘラザード》などの録音多数。
🎵 William Kraft(ウィリアム・クラフト)
- 国籍:アメリカ
- 職業:打楽器奏者・作曲家
- 特徴:タンバリンを含む打楽器の現代音楽的可能性を探求。
自身の作品に多くのタンバリン奏法を導入。
🎵 David Herbert(デイヴィッド・ハーバート)
- 所属:シカゴ交響楽団 → サンフランシスコ交響楽団
- 特徴:シェイクロールやフィンガーロールの技術的完成度が高い。
🪘 【2】民族音楽・ワールドミュージックの名手
🌍 Michel Merhej Baklouk(ミシェル・メルヘジ・バクルーク)
- 国籍:レバノン/アメリカ在住
- 楽器:リク(中東タンバリン)
- 特徴:アラブ音楽界の巨匠。指先だけで多彩な音色を操る。
伝統音楽と現代音楽を融合した演奏スタイル。
📘 著書:「Arab Tambourine Rhythms」— リク奏法の世界的教本。
🇮🇹 Andrea Piccioni(アンドレア・ピッチオーニ)
- 国籍:イタリア
- 楽器:タンブレッロ(イタリア式タンバリン)
- 特徴:世界的タンバリンソリスト。
クラシック・ジャズ・民族音楽を横断的に演奏する。 - 功績:イタリア伝統リズム「タランテラ」を現代的に再構築。
世界中でマスタークラスを開催。
📘 代表アルバム:「Tamburello Solo」「Frame Drums Project」など。
🇧🇷 Marcos Suzano(マルコス・スザーノ)
- 国籍:ブラジル
- 楽器:パンデイロ(ブラジル式タンバリン)
- 特徴:パンデイロ奏法の革命児。
片手でベース音・中音・高音を分離して演奏する独自スタイルを確立。 - 功績:ブラジル音楽におけるリズム革命を起こした人物。
📘 代表曲:「Pandeiro Moderno」シリーズ(YouTubeでも有名)。
🇮🇳 Selvaganesh Vinayakram(セリヴァガネーシュ・ヴィナヤクラム)
- 国籍:インド
- 楽器:カンジラ(南インドの片面タンバリン)
- 特徴:驚異的な指テクニック。リズムの神童と呼ばれる。
- 功績:ジョン・マクラフリンなど西洋アーティストとも共演

新品と中古の製品ラインナップと価格相場
タンバリン(打楽器)の新品・中古ともに、おおよその価格帯と代表的な製品を紹介します。日本国内/海外の相場を参考にしていますので、購入時の目安としてご活用ください。
🎯 代表製品ラインナップ
以下は新品で手に入れやすいモデルの一例です。使用用途(教育用、演奏用、高級仕様)によって価格も大きく異なります。
製品の簡単な説明
- MEINL TMT1BK Tambourine:ドイツ/世界的ブランド MEINL の手持ち演奏用モデル。木製枠+金属ジングル。日本国内凡そ ¥6,000 程度で流通。
- Pearl PTM‑10GHX Tambourine:Pearl の演奏仕様。木枠+革張り/ジングル仕様。日本国内で ¥5,500 程度の実売例も。
- KIKUTANI TMB‑18 Tambourine:国産ブランド KIKUTANI の比較的手頃なモデル。日本国内で ¥3,000 前後で購入可。
- 無ブランド 木製25cmタンバリン:ブランドなし/廉価モデル。木製、直径25 cmという仕様で、1,000円台(日本で約 ¥1,200 程度)で流通。
- KC 半月型 HMT‑2005 タンバリン:少し変わり種の「半月型」モデル。特殊用途/入門機として。価格は約 ¥2,400 程度。
- LP CP378 Tambourine:ラテン・パーカッションブランド LP のエントリーモデル。安価帯で流通。
- LP 380B (Double Row) Tambourine:同ブランドの上位仕様(ダブルロウ:ジングルが2列配置)モデル。海外価格で USD ≈$100 程度のセールあり。
- LP 380A Tambourine:同シリーズのシングルロウ仕様。海外価格で USD ≈$80 程度。
📊 新品価格の相場(日本/海外)
日本国内(参考例)
- 入門モデル(教育用・軽用途) : 約 ¥2,000〜¥5,000 程度。例:木製25cmモデル ¥1,239。
- 中級演奏モデル(ブランドあり) : 約 ¥5,000〜¥15,000 程度。例:MEINL/Pearlなどで ¥6,000 程度。
- プロ仕様・高級モデル(天然皮・高級木材・ジングル多数) : 約 ¥30,000〜¥60,000 程度。例:PLAYWOOD TMB-10DW ¥31,383。
海外価格(米ドル換算参考)
- 安価モデル:USD ~$20〜$30(約 ¥3,000〜¥5,000)
- 中級ブランドモデル:USD ~$40〜$70(約 ¥6,000〜¥10,000)
- プロ仕様モデル:USD ~$100〜$130(約 ¥15,000〜¥20,000) セールあり。
♻️ 中古価格の相場・ポイント
新品より多少割引されるのが中古品の特徴です。以下、注意点を含めてご紹介します。
相場例
- シンプル/入門モデル中古:数千円~1万円未満。例:中古品で ¥6,490 の掲載あり。
- ブランド/演奏仕様モデル中古:新品価格の 6〜8割程度 が一般的な目安。例として、reddit 上の意見: “$75-100 will get you a tambourine with a decent sound.”
- 稀少モデル/ヴィンテージ/限定仕様:価格が新品以上・プレミアが付くことも。例:ebay にて “Made in Japan Limited Rare Model” が US$44.97(+送料)で出品。
中古購入時のチェックポイント
- ジングル(金属円盤)の欠損・歪み:音質・見た目に影響。
- 枠の割れ/ひび:木枠の場合、環境変化で反り・割れが発生。
- ヘッド(皮や合成膜)の状態:張りや緩み・修理痕がないか。
- ブランド/仕様/年代:ヴィンテージや限定モデルは価値が変動。
- 音質チェック:店頭で実際に「振る」「叩く」などして確認するのがおすすめ。
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