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オルガン : オーケストラ楽器の特徴、価格、歴史について

Instrument

オルガンは紀元前3世紀に北アフリカ地方で発明された水圧オルガンにさかのぼります。非常に歴史の長い楽器であり、オーケストラで使われる楽器として知られています。オルガンはピアノと違って、鍵盤を押すだけでは音が鳴りません。音を奏でるためには、足でペダルを踏んで空気を送る必要があります。そのため奏者は鍵盤を弾くだけではなく、足でペダルを踏んで操作しなければならないのです。

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場所

ヨーロッパでこの楽器は生まれました。

価格について

情報を調べてみると、価格は50万円くらいから1000万円近くのものもあります。同じオルガニストでも使ってみて合う、合わないがあります。一般に大きな楽器となり、響きも大きいため始めるには戸惑いもあるかもしれません。異なる機能やしくみがありこれによっても値段は変わります。通常は多彩な調節ができます。

開発会社

現在世界では多数のオルガン製造メーカーが存在します。

社名特徴
Allen OrganUnited States電子オルガンではパイオニア的存在の老舗メーカー。
Earl BoneGermanyオルガン奏者にとても支持されているメーカー。
YAMAHAJapan日本の総合楽器メーカーでとても品質の高い製品を作っています。
Hammond OrganUnited Statesパイプ・オルガンの代用品として世に現れ、世界中で礼拝などに活躍した楽器。
HofrichterGermany教会でもかなり設置されているオルガン。

オルガンの歴史

パイプオルガンの起源は、紀元前3世紀に北アフリカ地方で発明された水圧オルガンにさかのぼります。発明したのは、古代ギリシャにおける数学者であり科学者のクテシビオスです。クテシビオスは、アルキメデスに次いで当時人気のあった科学者です。クテシビオスは、紀元前3世紀にすべての鍵盤楽器の祖先ともいえる水オルガン「ヒュドラウス」を発明しました。水オルガンは、水と空気を利用することで音を奏でる楽器です。パイプオルガンは、紀元前1世紀には登場していたとされています。パイプオルガンには、ふいごが用いられています。限定された体積を変えることで空気を送り出すエジプトで発明された装置です。パイプオルガンは、その後しばらく作られなくなったのですが、中世になり再度注目を浴びるようになりました。13世紀に入ると教会で使用される大掛かりな楽器として認識されるようになります。バロック時代と呼ばれる17〜18世紀にかけては、全盛期といえるほどパイプオルガンは非常に注目を集めています。パイプオルガンが最も楽器として完成されたのは18世紀で、ちょうどドイツではJ.S.バッハが活躍した時代と重なります。19世紀はオーケストラ音楽の時代の流れとともにパイプオルガンは、コンサートホールに設置されるようになりました。1954年にはハモンド・オルガンという機種が誕生し、コンパクトなオルガンが誕生しました。今はオルガンはクラシック音楽や教会音楽の定番ともいえる楽器になります。

オルガンの特徴

パイプオルガンの仕組みは三つの要素があります。パイプ、ふいご、鍵盤の3つの要素が必要です。パイプの材質は金属と木管があり、発音の原理では、リコーダーと同様の仕組みを持ったフルー管と、リードの発音を利用したリード管があります。パイプオルガンは風をパイプに送り、空気を振動させて音を出します。風箱という箱の上にパイプをずらりと立てて、鳴らしたいパイプに下から風を通します。どのパイプを鳴らすかは、ストップレバーと鍵盤を用いて選びます。パイプオルガンは、設置場所に合わせてつくるため大きさやパイプの数、また鍵盤の数などはそれぞれ異なります。手鍵盤や足鍵盤に加えて、さまざまな音色を選べるため、非常に幅広い音域をカバーできます。パイプオルガンの鍵盤は、強く押しても弱く押しても音量や音色に変化はありません。そこで複数のストップを組み合わせて音の厚みを増し、強弱の差を表現します。つまり、音を足していくという考え方です。パイプオルガンでは、倍音の数や強さによって、それぞれの音色が特徴づけられます。ひとつひとつ独立したパイプで倍音に当たる音を出すことができ、それらの組合せによって音色を作り出すことができます。

オルガンの曲

オルガンはクラシック音楽や教会音楽における定番の楽器です。またアニメや映画、ゲームなどでも頻繁に使用されることから広く知られている楽器なのです。

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